教養と教育

めでたく(?)還暦となり、シルバー人材センターの登録の対象にもなったので、登録してみました。
説明会があって、参加したところ、

教養「きょう用事がある」

教育「きょう行くところがある」

と言って、老化防止のためのお話がありました。
お年寄り初心者なので、そのキーワードを我がことと捉えるにはまだ間があるというか、このままいくと、一生暇になどなりそうにないのですが、暇というか、退屈が敵という気分は、学童のバイトでも感じました。
子どもたちは、何か楽しいことを見つけないと、退屈という人生最大の敵に直面することになるのです。

この手持ち無沙汰をどうすればいいのか!

子どもの頃、うまい表現は知りませんでしたが、退屈は明らかに敵でした。
大人たちが楽しそうに談笑しているのに、早く寝ろと言われることに、恨みがましい気持ちを抱き、楽しいことを貪欲に求めていました。

三つ子の魂百まで、なのか。

そういえば、別の集まりで、朝薬を飲むと他に用事がないお年寄りの話を聞きました。子どもはともかく、年寄りの無趣味はさすがに「自己責任」のような気がしないでもないですが。。。

おなら報告

地元に茨木のり子さんが住んでいたそうで、「茨木のり子の家を残したい会」という会が結成され、わたしもその一員になったのです。
もっとも、時間の余裕がなく、あまり参加できていなかったのですが、意を決して、朗読の会と歌の会に参加することにしました。
朗読の会に、じぶんが読む詩を選んでいくという宿題があり、岩波文庫を買って、読んでいたところ、じぶんも詩を書いてみたくなりました。

「おなら報告」

夏休みだけの 学童バイト
こどもたちは お昼寝をする

〇〇ちゃんがおならしました!

と大声で女子のおならを報告する男子がいたので、

そういうのは、聞こえないふりするのが、いい男なんだよ

と言った 。

「いい男」の魔法は効くだろうか

10年後、男子はどんな青年になるのだろう

 

だましぶね

折り紙のだましぶねを久しぶりに作りました。
一度知ってしまえばなんということはない子どもだましなのですが、このふねの単純なトリックにだまされて、目を丸くするこどもをみるのは本当に楽しくて、一粒で二度おいしいを超えて、三度おいしいのです。

1 子どもがだまされる → びっくりしている子ども

2 なぜなのかを知る → 安心している子ども

3 他のひとをだます(大人はだまされたふり) → 喜んでいるこども

この一連の流れは、その子の一生に一度しか起こらないはずで、この一瞬はそれを演出する大人にとっても快感なのです。

自己責任という言葉の有害性について

部屋の片付けが最大の課題です。膨大な紙の山を目を通してからと思っていて、堆積し続けているのですが、涼しいいので片付けのためにちょっと目を通すというのをしていたところ、2月の地元の「公民館だより」に、要保存の一文を見つけました。

「自己責任」には、自己評価を下がりやすくし、自分が悪いから仕方がないと考えやすくなるという側面がある

自己責任という言葉は、この世界を生きづらいものにしますね。上記の言葉は、金言と思いました。

フゴッペ洞窟の翼をもつ人

友人に誘われて下北沢「小劇場楽園」で演劇を見てきました。

Stokes/Park ストークスパーク
https://infostokespark.wixsite.com/stsphp?fbclid=IwAR0MLXZj8zkENoMGwwGgIkNQygGTlafTPLMgqStsGxpcLIC_Gyzjwm0plEs

予備知識は全くなかったのですが、今まさに問題になっているヤングケアラーの話で、考えさせられました。
役者の演技も良かったです。
縄文太鼓が時の流れを表現し、母親の介護を続けて、学校に行くことも就職することも、未来を築くことを断念させられながらも、母への愛に自ら縛られていく主人公。
若年性痴ほう症ということなのか、介護を断る罪深い母親。
東京公演はまだつづきますが、完売だそうです。
友人と久しぶりに会えることがメインで、観劇はオマケのようなつもりで出かけたのですが、面白かったです。

テロルの決算

たった今、安倍晋三氏の訃報が流れました。
ご冥福をお祈りします。
わたしにとって、あなたがこの国のリーダーだったことは、不快の一言でしたが、それ以外の点において、特に恨みはありません。安らかに眠ってください。

今日は、TVニュースをずっと流したままにしていたのですが、目撃証言が気になりました。

———-NHK NEWS WEB
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20220708/k10013707601000.html
男は上がねずみ色のTシャツで、下は黄土色のズボンという服装に見えた。男は逃げる様子もなく、その場にとどまっていて銃はその場においていた。そのあと周りを取り囲んだSPとみられる人たちに取り押さえられた———-

そして、だいぶ昔に読んだ、下記の一節を思い出しkindleからコピペしました。

——-沢木耕太郎『テロルの決算』より
山口二矢は浅沼稲次郎を一度、二度と刺し、もう一突きしようと身構えた時、何人もの刑事や係員に飛びかかられ、後から羽交い締めにされた。その瞬間、ひとりの刑事が二矢の構えた短刀を、刃の上から素手で把んだ。二矢は、浅沼を刺したあと、返す刃で自らを刺し、その場で自決する覚悟を持っていた。しかし、その刃を握られてしまった。自決するためには刀を抜き取らなくてはならない。思いきり引けばその手から抜けないこともない。しかし、そうすれば、その男の手はバラバラになってしまうだろう。二矢は、一瞬、正対した刑事の顔を見つめた。そして、ついに、自決することを断念し、刀の柄からから静かに手を離した……。(=略=)一瞬の迷いの中に、テロリストの心情が透けてくる。それは帝政ロシア末期のテロリストたち、たとえばサヴィンコフの伝えるカリャーエフなどに共通の心情である。セルゲイ大公の馬車に幼児が乗っていたため手榴弾を投擲できなかったカリャーエフの心情と、それは少しも変わらない。———-

41歳だという山上徹也容疑者は政治信条に対する恨みはなかったとのことで、それならどういう理由だったのでしょうか。
わたしは、「アベ政治を許さない」というメッセージをずっと流し続けた一人として、歯の浮くようなことは言いたくないのです。
じぶん自身が暴力をふるうということはあり得ないのですが、健康不安がうわさされるアベ氏が、白湯を飲んでいるという噂に、一抹の「期待」をいだいたり、飲み会の席で、「アベと刺し違えてもいいと思っている」という某氏の発言に、「刺し違えるのはもったいないですよ」と軽口をたたいていた自分がいます。

「アベ政治を許さない」というメッセージを掲げ続けるという非暴力不服従の闘いが、なかなか成果をあげなかったことにイライラしつづけていた長い長い時間を経て、ウクライナとロシアの戦争があるこの時に、われわれの言わば政敵であったアベ元首相が凶弾に倒れることになりました。人の命のなんとあっけないことか。暴力の即効性に、その凶暴性に、恐れおののいています。そして、山上徹也容疑者だけの犯罪なのかと思わずにいられないのです。なぜなら、この世界はウクライナに武器を送り続け、暴力不服従を奨励しているから。

下記は自分が賛同しているというわけではないのですが、丸山眞男先生の「拳銃を……」とうい短い文章からの抜き書きです。

———-豊臣秀吉の有名な刀狩り以来、連綿として日本の人民ほど自己武装権を文字通り徹底的に剥奪されて来た国民も珍らしい。私達は権力にたいしても、また街頭の暴力にたいしてもいわば年中ホールドアップを続けているようなものである。どうだろう、ここで一つ思いきって、全国の各世帯にせめてピストルを一挺ずつ配給して、世帯主の責任において管理することにしたら……。(=略=)なにより大事なことは、これによってどんな権力や暴力にたいしても自分の自然権を行使する用意があるという心構えが、社会科の教科書で教わるよりはずっと効果的に一人一人の国民のなかに根付くだろうし、外国軍隊が入って来て乱暴狼藉しても、自衛権のない国民は手を束ねるほかはないという再軍備派の言葉の魔術もそれほど効かなくなるにちがいない。「丸山眞男集 第八巻」より———-

ご参考までに。

ロヒンギャのお話を聞き、考える会

田無公民館で「ロヒンギャのお話を聞き、考える会」に参加してきました。
もっと深刻な気持ちにさせられると予想していたのをいい意味で裏切られました。
お話をしてくださったカディザさんご自身はバングラディシュ生まれだそうで、2006年12月に来日。ご本人の努力と幸運に恵まれ、青山学院大学に入学し、ユニクロが罪滅ぼしの一環でもあるのか、Refugee internship program at UNIQLOというのをしていて、ここに参加した縁で、ユニクロで仕事もし、その後いろいろとあって、現在は早稲田大学の大学院生とのこと。

バングラディシュやマレーシアは難民条約に参加しておらず、難民に対する支援がないので、子どもたちに教育をする仕組みがなく、難民キャンプで生まれ難民キャンプで年老いていく人もいて、人間らしい生活から切り離されているという話に考えさせられました。一方、日本は難民条約には調印しているので、難民に認定されれば、普通に学校にも行け、健康保険にも入れるし、子ども手当も貰えるが、ロヒンギャ難民は日本に約300人いるのに、難民認定はなんと26人だけ。特別在留資格が100人で仮放免(仕事はできない)数人、収容中数人という数字。残りの半数はどういう扱いなのか。。。。

西東京市内に配布されている公民館だよりによれば、7月23日と30日に保谷公民館でカディザのお話が聞けるようです。わたしはこの日は先約があって参加できないのですが、市内で時間のある方はお勧めですので、公民館だより、要チェックです。

それにしても、市内にロヒンギャの方がいらっしゃるとは!西東京市もインターナショナルです。

帰りに写真を撮ってもいいですかと伺ったところ、快く応じてくださって、お子さんたちも一緒にパチリ!

2枚撮って貰った2枚目。「チーズ」と言われて、マスクしてるしと思ったのですが、目が笑っていて、こちらの方がいい感じで写ってました!

農と食を考える 〜在来種のタネを守ることと学校給食の可能性

6月25日(土) 13:30から15:30 田無公民館視聴覚室にて

先進国の中で食糧自給率が最低と言われる日本。農地の面積も最低です。わたしたちの住む西東京市には農家があって、採れたての野菜を食べることができますが、そんなわたしたちの地元でも、農地は減少の一途。西東京市民連合は、印鑰智哉(いんやくともや)さんを講師にお迎えして、「農と食を考える」ことにしました。
世界の農業、日本の農業に思いを馳せながら、西東京の農業について一緒に考えましょう。

【 印鑰 智哉さんプロフィール】
アジア太平洋資料センター(PARC)、ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在はフリーの立場で世界の食と農の問題を追いつつ、OKシードプロジェクト事務局長。https://project.inyaku.net

主催 西東京市民連合

西東京市長選挙・異議申し立ての会イベントと記者会見

『西東京市長選挙・異議申し立ての会活動報告会』

2022年6月12日 柳沢公民館にて
活 動 報 告  山口あずさ
市議会報告 森てるお
絵 本 報 告  花園加奈子
特別ゲスト 平井竜一
司   会 増田惠津子

総代の山口あずさから、最高裁の決定を受けて、確定した高裁判決についての解説がなされました。
選挙のやり直しは実現しませんでしたが、明日の西東京を創る会が配布したビラは、1号ビラ、2号ビラともに氏名類推事項の記載があり違法とされたました。また、異議の申し出により、供託金が凍結されることについても説明があり、制度上の問題について指摘しました。

森てるお市議からは、先の西東京市議会における一般質問で、本件高裁判決についての市長及び選挙管理委員会との応酬について、報告がなされました。

特別ゲストの平井竜一氏から、この訴訟の意義と成果について語っていただきました。

最後に、絵本「どうぶつ村のせんきょ」について、花園加奈子から報告がありました。

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『西東京市長選挙・異議申し立ての会報告会(衆議院議員第一議員会館)』

裁判が確定したことから、東京高等裁判所が判決理由中で述べた「氏名類推事項」に関する違法について、説明するとともに、選挙の意義の申し出をすると、結論が出るまで供託金が返還されないことについて、その問題点をお話ししました。
なお、冒頭、司会から「その日のうちに判決」という発言がありましたが、「その日のうちに結審」です。訂正してお詫び申し上げます。

男女平等参画推進委員会

一昨日、教育委員会の傍聴をしたのとおなじ日の夜に、「男女平等参画推進委員会」が開催され、傍聴してきました。
これまでに傍聴したいろいろな会議の中で一番面白かったです。
ちょうど2年の任期が終わるところで、最後に一人ひとりが挨拶をされたのですが、参加者が活動の意義を十分理解していて、やりがいを感じていることがひしひしと伝わってきました。
市の各組織の取り組みの評価の一覧なども、持ち帰りはできませんでしたが、ざっと目を通してきました。
ここの評価を人事評価にも結び付けることにすれば、非協力的なところも、ちゃんと協力するようになるだろうと思いました。