手話講習会初級修了

この一年参加してきた手話講習会の初級講座の修了証をいただきました。
手話講座は、西東京市が無償で行っており、初級、中級、上級、さらに試験対策講座があり、私も希望すれば中級講座に進めるのですが、現在の仕事の関係で平日日中の時間が取れず、残念ながら、次のステップにすぐに進むことができません。

講座の中で、手話そのものの勉強と並行して、聴覚障がい者がこれまで置かれてきた社会環境についても学ぶ機会があり、考えさせられました。

かつての職場で聴覚障がいの方がいらっしゃって、友だちになりました。この方から、口話(こうわ)の勉強が、どれほど大変かというお話を聞いたことがあったのですが、講座で学ぶ中で、手話を禁じて口話をという時期があったと知り、健常者に都合のいい教育を聴覚障がい者に押し付けていたことを改めて知りました。

加えて、運転免許書を取ることも運動の成果として獲得したもので、また、さまざまな職業資格についても、つい最近まで、試験に受かっても資格取得ができないというような時代が続いてことに、驚きました。

小峰和美市議のセクハラ発言

私が東京を変えるのzoomイベントで話した「西東京市議選報告と小峰和美市議のセクハラ発言について」の後半部分を紹介します。

まず、生活者ネットワーク西東京にサイトで公開されている下記の文章について紹介しました。

生活者ネットワーク議員後藤ゆう子に対するハラスメント発言について
「2023年1月23日、3期目スタートとなる西東京市議会の全体会が行われました。その全体会が始まる前に、西東京市議会議員の小峰和美氏が生活者ネットワーク議員の後藤ゆう子に対して「なぜ議会に戻ってきたのか」「あなたは議会人ではない」「専業主婦になった方がいい」との発言がありました。この不適切な発言を受けて、西東京・生活者ネットワークは2023年1月24日に西東京市議会議員の小峰和美氏に対して、抗議の申し入れをいたしました。」

続けて新聞報道及び週刊誌の報道を紹介しました。

そして、西東京市議会だより 第100号(令和5年2月15日発行・令和5年第1回臨時会)

この事案に対し、法的に何ができるのかを検討しました。

まず、加害者である市議会議員を除名するにはどうすればいいかを検討しました。地方自治法に規定があり、ここに、「会議規則中にこれを定めなければならない」とありますので、これを確認しました。

地方自治法
第百三十四条 普通地方公共団体の議会は、この法律並びに会議規則及び委員会に関する条例に違反した議員に対し、議決により懲罰を科することができる。
 懲罰に関し必要な事項は、会議規則中にこれを定めなければならない。
第百三十五条 懲罰は、左の通りとする。
 公開の議場における戒告  公開の議場における陳謝
 一定期間の出席停止  除名
 懲罰の動議を議題とするに当つては、議員の定数の八分の一以上の者の発議によらなければならない。
 第一項第四号の除名については、当該普通地方公共団体の議会の議員の三分の二以上の者が出席し、その四分の三以上の者の同意がなければならない。

西東京市議会会議規則
151 議員は、議会の品位を重んじなければならない。
160 懲罰の動議は、文書をもって所定数の発議者が連署して、議長に提出しなければならない。
2 前項の動議は、懲罰事犯があった日から起算して3日以内に提出しなければならない。

西東京市議会会議規則第151条に、議員は、議会の品位を重んじなければならないとありますので、小峰和美議員はこれに抵触しており、地方自治法第134条にある会議規則に違反した議員と言うことができますので、議決により懲罰を科すことができることになります。しかしながら、西東京市議会会議規則第160条第2項にあるように、懲罰事犯があった日から起算して3日以内に提出しなければならないことから、これはすでに徒過してしまっていることになります。懲罰動議の出し方を市議が知らなかったのでしょうか。とにかく、これは間に合いません。

つぎにリコールについて、調べました。

  • 対象の議員の選挙区の有権者の3分の1以上の署名を集めると、選挙管理委員会に請求できる(地方自治法第80条第1項)。
  • 請求が有効であれば、請求から60日以内にその選挙区(選挙区が無い場合は全域)において住民投票が行われる(地方自治法第80条第3項及び地方自治法施行令第113条)。
  • 解職投票において有効投票総数の過半数が賛成すれば、その議員は失職する(地方自治法第83条)。

しかしながら、下記によれば、向こう1年間は待たなければなりません。

  • その議員に関して選挙から1年間は解職請求をすることができない(地方自治法第84条)。

そして、投票率が低いことが問題になっている選挙において、有権者の3分の1以上の署名というのは恐ろしくハードルが高いのも事実です。先の選挙時の西東京市の有権者数は 169,253 人で、この3分の1は56,418であるのに対し、投票総数は65,435で、投票率は38.66%なのです。一人の議員をリコールするのに、投票総数に近い署名が必要となるわけですから、普通に考えると不可能と思われます。

また、100条委員会という話も議員から出されていますが、これは、ちょっとピントがずれているように思います。地方自治法第100条には、「普通地方公共団体の議会は、当該普通地方公共団体の事務に関する調査を行うことができる。」とあり、本件におけるセクハラが事務とは思えませんので。

今後、議会で可能なのは、辞職勧告決議です。ぜひ、全会一致で小峰和美市議に対する辞職勧告をしていただきたいと思います。
法的拘束力はありませんが、議会として加害者である小峰和美氏への姿勢を示さずして何か規則を作っても仏作って魂入れずということになると思われます。
ハラスメント防止のルール作りをすることと、小峰和美氏への対応は、車の両輪として必要です。
下記の陳情もすでに出され、賛同署名が集められています。ぜひ、ご協力ください。

2022年12月25日執行西東京市議会議員選挙について

市民グループ「私が東京を変える」は3か月に1度、zoomでのイベントを行っているのですが、昨日「西東京市議選報告と小峰和美市議のセクハラ発言について」というタイトルで話をしました。ここでは、その前半部分の「西東京市議選報告」について、ご紹介します。
わたしも出馬した選挙ですが、山口あずさの選挙報告というよりは、統一地方選挙前哨戦と言われることも多い選挙ですので、各党及び各候補の投票の推移をご紹介しました。

上のグラフは、政党及び無所属議員の過去3回の得票数を棒グラフに重ねてみたものです。また、下のグラフは各党の合計投票数を100%として、同様の数値をパーセンテージで表現したものです。
なお、グラフの中に書かれている文字は、いずれも得票数です。
自民党は、今回かなり減らしていることがわかります。前々回は8人立候補して8人当選、前回は引退した市議と、落選した都議の子息が立候補して10名の候補者で9名当選。加えてNHK党から出て当選した方が自民党になり、ネット上でのヘイト発言のせいで立憲から公認を外されて無所属で出馬して当選した議員の鞍替えで、自民党は結果的には11名の議員団となりました。安定的に5名の候補者を当選させている公明ととともに、自民党から議長を出してなお過半数という議会構成となっていました。今回の選挙は、このような状況をなんとかしたいと野党側は臨んだのでした。
なお、自民党の前回の数字は、選挙後に自民党に加わった2名の数字は加えていませんので、今回当選した両名の前回の得票数を勘案すれば、もっと大量の票を減らしていることになります。
下のグラフに山崎英昭氏の名前がないですが、山崎氏については、前々回は維新の会で当選。前回は無所属で落選。今回は日本維新の会で当選となっていて、無所属だとだめだが政党からだと受かるということで、例外的な扱いとしました。
立憲民主は、今回は躍進と言っていいと思います。前回は直前に一人公認を減らすことになり票も減らすことになったのですが、今回はそれを挽回した上に4名の候補者がすべて当選しました。
生活者ネットは二人とも3期目の当選を果たしています。
参政党は落下傘候補でしたが、次点となり最下位候補との差が11票でした。山口あずさはその下で差は5票でした。ちなみに、いがしらまさお氏は江戸川区に実家があるそうで、さっそく転居して江戸川区議選を目指しておられるとのことです。
なお、今回引退された無所属の森てるお氏の前々回の得票数は、生活者ネット2名分の票よりも多く、立憲3名(森しんいち氏は前々回は無所属での出馬でしたが立憲としてカウントしています)分の票と、わずかな差しかないことがグラフから見て取れます。
とにかく、一人で大量の得票を得ていたことがわかるのですが、前回は、前々回落選した田村ひろゆき氏に、じぶんの票を流す活動をしたため、票を減らしています。このとき、森てるお氏と田村ひろゆき氏の票を足し合わせても、前々回の森てるお氏の票に及ばなかったのは不思議と言えば不思議な話です。
そして、今回は、森てるお氏は引退され、後継として、わたくし山口あずさと丹治ひこた氏を指名推薦したのですが、残念ながらこの2名は落選しました。
なお、数字だけからの推測ではありますが、森てるお氏の不出馬により、前回応援した田村ひろゆき氏が票を倍増させ、かつ、無所属の納田さおり氏、および小峰和美氏の票が増加していることがわかります。共産党と生活者ネットが全体としては票を減らしているところを見ると、やはり無所属の候補に森てるお氏の票は流れたのだと思われます。
今回引退したということで言えば、任期途中で都議になった自民党の浜中のりかた氏は、森てるお氏に次いで2番目の得票を得ていましたので、浜中氏への票は、自民の他の候補に上乗せされたと考えられます。自民が全体的に票を減らしている原因は、一連の統一教会がらみのスキャンダルが影響したと考えられるのですが、都議を落選し引退した父親とともに、統一協会との結びつきが喧伝されている山田忠良氏が票を増やしての当選となっていますので、こちらも不思議です。田無駅北口に拠点がある統一教会の応援がいまだにあるのかもしれませんが。
さらに引退ということでは、今回、5名の高齢議員が引退しました。自民党、遠藤源太郎氏。公明党、おばた勝巳氏。共産党、藤岡ともあき氏、保谷清子氏。森てるお氏です。共産党は2名の議員が引退し、女性候補を2名立てて、4名の候補者のうち、3名が女性となりましたが、新人は1名の当選にとどまり、議席を一つ減らすことになりました。
ロシアが共産党政権と勘違いしている方も多いようで、とんだとばっちりを受けているのかもしれません。
なお、トップ当選したのは、お笑い芸人として活躍していた長井秀和氏です。
市民は、市議会にエンターテイメントを期待しているのかもしれません。もっとも、さっそく展開されたのは、最高齢となった小峰和美氏によるセクシャルハラスメントで、この件に関しては、この後のブログに掲載します。

西東京市の恥

小峰和美西東京市議会議員は西東京市の恥ですね。
議員辞職すべきでしょう。

「専業主婦になった方がいい」 西東京市議が女性市議に発言、謝罪(朝日新聞デジタル)
#Yahooニュース
https://news.yahoo.co.jp/articles/a37b15900e8fed852ed00824786b72f173ec249e

女性市議2人に「専業主婦になった方がいい」「お前をいじめてやる」…西東京市議が謝罪 : 読売新聞オンライン
https://www.yomiuri.co.jp/politics/20230127-OYT1T50067/

12月11日18:30『市議会で行動する』コール田無多目的ホール

選挙の半年前になると、議員のポスターは貼れませんというお達しが市報に掲載され、それを皮切りに、いわゆる2連ポスターが街中で貼られるようになります。
単独のポスターは選挙活動になるのでNG。が、政治活動として、例えば演説会の開催のお知らせであればOKで、その場合は、各弁士とイベント情報が同じ面積でなければならないというルールがあります。
わたしは大人が吐いている嘘だと考えていますが、わたしもこの奇妙なルールに乗ることにしてポスターをつくりました。
当初、森てるおさんの引退を受けて、森さんと二人で作ろうと考えていたのですが、選管に確認したところ、現職は候補者とみなすと言うきまりだそうで、森さんとの二連はNGと言われてしまいました。そこで、山田真先生(小児科医)にお願いして、ポスターは3人で作りました。そしてそこに載せるイベントについては、コール田無、多目的ホールで行うことにしました。
他の人のポスターも見ていただけると、このイベントは駅頭での演説会となっていたりして、このイベントをきちんとするのは希だと思います。ここも不思議なところです。
さて、今回のイベントには、スペシャルゲストをお迎えします。
昨年2月に行われた西東京市長選挙で、立候補してくださった平井竜一さんです。
下記は、ポスターのデザインに合わせて、平井さんに登場していただきました。

田無警察に行ってきました

11月には何らかの結論がでるはずだったのですが、市議の名前も出ているので、霞ヶ関の警視庁捜査二課(選挙事件担当)との兼ね合いもあり、選挙が近いので捜査がストップしているとのことです。
選挙に影響がでるからとのことですが、これは本末転倒で、選挙前に当然有権者が知っておく必要のある情報なのではないでしょうか。
仕方がないので、現時点で、わたしが知り得た情報をお伝えします。

下記は、ネット上に公開されている資料ですが、田無警察に届けてきました。
警察は、下記に掲げられている氏名等については、すでに把握していました。
https://www.senkyo.metro.tokyo.lg.jp/uploads/03teiki-a_057.pdf

明日の西東京を創る会の「収支報告書」に出てきたお名前は下記の通りです。

代表者:指田 純(医師)
会計責任者:村野 啓二
事務担当者:平井 勝
寄付者:山田 雄飛(医師)
寄付者:丸山 浩一(前西東京市長)*当時は現職
寄付者:新井 浅浩(会社役員)
寄付者:自由民主党西東京総支部(支部長 遠藤 源太郎)

ちなみに、「明日の西東京を創る会」の役員名簿と組織図は下記の通りです。
都選管から、ほとんどの情報を黒塗りで出されたものです。
取材してくれた記者さんが、これを見て、名前の文字数が3字の人と4字の人と指摘していました。

各種団体も気になりますが、西東京市の自民党の市議会議員の名前には、3字の人はいないようです。下記は西東京市のサイトからコピペしたものです。漢字表記にすれば、4文字の人はたくさんいます。遠藤源太郎氏は5文字ですが、自由民主党西東京総支部支部長として、「明日の西東京を創る会」に80万円を寄付しているので、この団体に深く関与していたのは明らかです。

自由民主党西東京市議団(10名)
幹事長 新規ウインドウで開きます。稲垣 裕二
副幹事長 新規ウインドウで開きます。小林 たつや
新規ウインドウで開きます。遠藤 源太郎
新規ウインドウで開きます。田中 のりあき
新規ウインドウで開きます。保谷 なおみ
新規ウインドウで開きます。酒井 ごう一郎
新規ウインドウで開きます。中川 清志
新規ウインドウで開きます。山田 忠良
会計 新規ウインドウで開きます。冨永 雄二
新規ウインドウで開きます。坂井 かずひこ

わたしが、法定刑100万円以下の罰金とされた違法チラシに内容面で深く関わったと考えているのは下記の方です。
東京高裁の判決では氏名類推事項の記載を罪としたわけですが、そもそも、われわれ市民が問題としたのは、よそ者排除の2号ビラで、これがなければ裁判自体がないわけですので、一連の騒動の根源となったったチラシの着想の原点は、下記のチラシに記載されています。ちなみに、下記に引用された逗子の共産党市議団が発行したチラシは、2号ビラにも引用されています。「共産・左翼に市政を渡」したくないと言いながら、利用できるものは何でもと言う狡猾さにはあきれ果てます。
次回、西東京市議会議員選挙の投票の参考にしていただければと思います。

 

身近な世界を知る講座(谷戸公民館)

毎週木曜日に、谷戸公民館で「これだけは知っておきたい!身近な世界を知る講座」を受講しています。保育付き講座なので、若いお母さんたちも参加しています。
今日は、記録当番でしたので、まとめたものを紹介します。

———————————————————————
2022年度谷戸公民館主催  女性のための講座
講座の記録「これだけは知っておきたい!身近な世界を知る講座」
第8回 11月24日(木) 10時~11時45分  場所(学習室)
講師 後藤絵美

【本日の内容】 映像で学ぶパレスチナ

冒頭「パレスチナはどこ?」と書かれた白地図が示され、各グループで相談しましたが、中東地域の白地図は難題で、埋められませんでした。講義の中で国名が示されなかったところが気になりましたので、ネット検索して、下記の地図を見つけました。

https://www.mod.go.jp/nda/obaradai/boudaitimes/btms200509/tateyama/tateyama200509.htm

次に、下記の外務報道官談話を一読しました。
「イスラエルのエイラートで発生した自爆テロについて」
https://warp.ndl.go.jp/collections/info:ndljp/pid/11525605/www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/19/dga_0130.html

映像を見る前の予備知識として、松葉祥一(哲学者・フランス哲学)氏の「国家テロリズムあるいはアメリカについて」(現代思想 平成15年3月1日発行)の紹介があり、イスラエルとパレスチナの年表についての解説がありました。

予備知識を得たうえで、「パレスチナ苦悩の100年」(国連広報センター)を観ました。

30分ほどの動画を観た後で、先に読んだ「イスラエルのエイラートで発生した自爆テロについて」について、印象が変わったかどうかが問われ、グループで話し合いました。

イスラエルとパレスチナがなぜ、仲よくできないのか。
ユダヤ人自身が抑圧された歴史をもちながら、なぜパレスチナに対して同じようなことをするのかという意見が出ました。
同じグループでの話し合いでは、ユダヤ人がユダヤ教ゆえに国家を持たずとも強力なネットワークを保持し続けてきて、パレスチナをイギリスが統治し、イギリスが勝手にユダヤ人にイスラエル国家建設を約束したこと。パレスチナ人にとっては、勝手にじぶんたちの国をイスラエルに分譲させられたわけで、仲よくしようがないことの解説をしました。

次回の宿題として「四歳のパレスチナ」と「存在の耐えられない軽さ」を読んでくることが課されました。

☆記録者の感想☆
パレスチナ問題については、多少の知識がありましたが、知らないことも多く、勉強になりました。松葉祥一氏のテロに関する論文は、たいへん示唆に富んでおり、この講座を受講してよかったと改めて思いました。この論文は「現代思想」平成15年3月に掲載されているのですが、その後、日本でも安保法制が施行され、また、Jアラートなる脅しが、まさに米国で行われてきた「意図的に恐怖を作り出し、増幅させてきた」(P.75 上段L.17)に由来すると思わざるを得ず、「1980年代以降、福祉国家から自由主義国家へと移行するなかで、国家の役割が縮小し、安全保障が最小国家(ミニマル・ステート)の最後の役割となるにしたがって、国家は、自らの存在を維持するために、この役割を維持しようとする。すなわちテロへの恐怖を最大限に保つことによって、それに対する安全保障としての国家テロの必要性を、したがって国家の必要性を維持しようとするのである。」(P.76 上段 後ろからL.2)という指摘に戦慄を覚えました。

令和 4年 第4回定例会(11月21日)一般質問 小峰 和美(無所属)

ネット中継で西東京市議会の一般質問を聴きました。
2つの質問でしたが、主に休日歯科診療に関する記載についての重箱の隅をつつくような質問でした。
これで50分使ってしまうのかと思わずにはいられなかったのですが、答弁する方も、これで50分が消尽されることを歓迎しているのではないかとも思え、行政府に対する立法府からの問いがこれでいいのかと、さすがに疑問に思いました。
要するに、事務報告書の「休日歯科診療」の記載が1カ所となっていたことへのつっこみなのですが、記載についてミスであると認めようとしない行政に対して、実態として複数個所での診療があったのだから、記載はミスであり、ミスをミスと認めないことはいかがなものかという問いの立て方なのです。
わたしだったら、1カ所としていることの理由の方を尋ねたいと思いました。20万人都市である西東京市の休日歯科診療が1カ所で足りるのかということが問題のように思います。
足りるのであれば、実態として複数個所あることは無駄でしょうし、足りないのであれば、歯痛に耐えている西東京市民に対して、我慢しろと言うことなのか。。。。
8年前、議会で一般質問すらしなかった小峰和美市議と坂井かずひこ市議を批判して街頭演説をしていたのですが、街頭演説が多くの人に届くと言うことはないようで、お二人とも、そのときの選挙も、その次の選挙も当選しておられました。

今回、恐らくもっとも若い候補予定者が「議員定数を減らす」と主張しておられるようで、彼にとっての市議像が、まともな質問ができない議員なのかと思うと、さらに暗たんたる気持ちになります。

問いを立てるということは、すなわち考えることなのです。
50分、些末な議論に費やすことを持って、チェック機能を果たしているとは到底言えないと思います。

じっくり視聴するだけの価値があるとも思えませんので、ながらでいいと思いますが、リンクを付けておきますので、どのように感じるか、ぜひこの50分間に及び内容空疎なやりとりを、ご確認いただきたいと思います。

このばかばかしい問いを黙らせるような答弁がないことも、不思議と言えば不思議なのです。


令和 4年 第4回定例会(11月21日)
一般質問
小峰 和美(無所属)

1 休日歯科診療委託事業等について
決算特別委員会において指摘した、令和3年度の事務報告書における「休日歯科診療委託事業」の記載は、正確なものであったのか、改めて事務処理適正化等検討委員会での検討状況も含めて伺う。
2 コロナ禍における教育現場の対応について
新型コロナウイルス感染症の流行が継続しているが、この間、休校をはじめ、給食時の黙食や、学校行事の制限、友達づくり等について、この3年余り続く状況が与える児童生徒への影響をどのように考えているのか。

http://www.kensakusystem.jp/nishitokyo-vod/video/R04/R041121-1.html

平井竜一さんに推薦していただきました!

前逗子市長で、昨年2月に行われた西東京市長選挙の最有力候補であった平井竜一さんに推薦していただきました。
森てるおさんをはじめとする3人の無所属の市議が、平井さんに西東京市長選への立候補をお願いしたのですが、一昨年の秋に平井さんの擁立を準備している段階から、西東京市民連合の協力も必要とのことで、わたしも市長選における野党共闘の実現に向けて働きかける一人となりました。
西東京市の市長選が、おかしなビラが撒かれるような展開になり、平井さんのみならず、逗子市の方たちにもたいへん失礼な話だったと思っています。
西東京はそんなまちじゃないことを証明したい一心で、西東京市長選挙異議申し立ての会の活動を続けました。
森てるおさんの引退を受けて、その後継者として、平井さんからの推薦を頂きました。ありがとうございます。

https://rollienne.jp/recommend/#hirai

 

松本肇さんに推薦していただきました

教育評論家の松本肇さんに推薦していただきました。
100日くらいで理解できる憲法入門」を出版したオクムラ書店の社長でもあります。

松本肇さんからのメッセージ
「地方議会に足りないもの。それは法令をきちんと読める人、解釈できる人、理不尽なものには理路整然と批判できる人、そして日本国憲法に基づいた平和の理念をきちんと理解している人。山口あずささんはその全てを持っています。この人物を、絶対に議会に送り込んでいただきたいです。応援します!」

推薦しますのページを更新しました。