恵方巻き談義

恵方巻き談義を今年も目にするが、わたしは恵方巻きの出自のエピソードなど聞きたくない。

今年はメールで流れて来たトロづくしのハーフサイズをデパ地下に買いに行こうと思ったが、仕事がデパ地下営業時間内に終わらず、恵方巻きに劣らない、いい加減な夜食で一食を終えた。

大トロだの中トロだの中落ちが入っている恵方巻きが、今も目の前にチラつくが、もう売ってないだろう。

中学生くらいだったか、フロイト談義が流行りで、何もかも性に結びつくのだ。

例えばコーラの瓶は、、、、であって、ペンを見れば、女性は、、、を彷彿し、もうバナナとでもなれば、その話をする人は大勢いて、くらくらした。

繊細な乙女時代も早すぎて、長じてからは、女性が年がら年中、、、のことばかり考えていると思いたいアホの戯言を相手にすることがバカバカしくなった。

恵方巻き撲滅談義に知性を感じる方が不思議だ。

わたしは主婦ではないが、一食楽を出来る機会だろうし、一本丸ごと食べるのが下品なのであれば、一口大に切ればいい。包丁を洗う手間が増えるだけのことだと思うが。

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