230405 広島G7サミットに集まる各国首脳へ向けて「今こそ停戦を」記者会見

この記者会見の主張に、全面的に賛同します。

ところで、記者の質問に、すべての記者がというわけではないでしょうが、ジャーナリストの視点のあり方について、われわれが行った先の山上徹也さんの記者会見のときに感じたのと同じ印象を持ちました。
取材の対象に寄り添うと言う視点は、確かに重要なのでしょうが、山上氏で言えば、わたしは山上氏が減刑を望むかどうかということは、わたし自身のテーマではなく、このような事件が起きたときの司法のあり様が重要で、また、本件で言えば、第二次世界大戦末期、たとえば、1945年7月に日本人にインタビューして、戦争終結を望んだ人間がいたかどうか、いたとしてもそのような発言ができなかったという状況を思えば、ウクライナ人が今、どう考えているかというインタビューへの応答は、停戦の参考にすべきだとは思えないのです。
この記者会見、ぜひ、ご視聴ください。

 

230405 広島G7サミットに集まる各国首脳へ向けて「今こそ停戦を」記者会見 ―登壇:伊勢崎賢治氏(元アフガン武装解除日本政府特別代表)、岡本厚氏(前岩波書店社長)、田原総一朗

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA