いのち、光るとき

今日は、御茶ノ水女子大学で開催された、NPO法人ALDの未来を考える会主催の勉強会に参加してきた。
地元、西東京市で知り合った本間りえさんが理事長を務める会の勉強会でお誘いいただいたのだ。本間さんはご長男がALDに罹患され、19年、介護を続けられている。
そして、一冊の詩集ができあがった。

http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4309920624/aceaaaa-22

IMG_7156

帰りの電車の中で、夢中で読んだ。
本間さんの人生とわたしの人生は対極にあるのかもしれない。
わたしはじぶんの考えひとつでどうにでもなる人生を送っている。
このままゆくと、誰かの介護をするという体験をしないままに一生を終る。
母を70歳で亡くしたが、一日も看病しなかった。くも膜下出血で、わたしが帰宅したときにはすでに亡くなっていた。
叔母に、こんなときにこんなことを言うのは酷だけれども、最大の子孝行だと言われた。
叔母は、母親の介護でさんざん苦労したのだった。
親の介護と、子の介護は違うだろう。
本間りえさんは、ものすごく苦労しておられると想像するのだけれども、いつも生き生きとしている。光太郎さんへの愛にあふれてる。
なぜだろう、光太郎さんへの愛にあふれているりえさんに、わたしも愛されているような錯覚に陥るのだ。
わたしの愛が枯渇しているわけでもないと思うのだが、じぶんはちゃんと生きているかと、問われているような気もする。
一日一日を精一杯生きている本間ファミリーに乾杯!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA