2014年12月21日執行の西東京市議選について、わたしなりの分析をしてみました。
下記の票の当選可能人数は、1400票を当選可能ラインとして実際の投票数を割った結果です。
今回、各政党はまったく冒険をせず、票割れを起こさない人数しか立候補しなかったことが見てとれます。これに対し、無所属新人はなぜか乱立状態で、すべて落選しました。
また、特筆すべきはやはり森てるおさんで、2名の当選者を出している生活者ネットや民主党より多くの票を得ています。
また、無所属新人の向台町への集中ぶりは、いったいどういうことなのか。
向台町ばかり立候補者が多いのはなぜなのか。
無所属の候補者調整は難しいでしょうが、統一地方選、記念立候補的な立候補は控えておいた方がいいように思います。私自身が広く立候補を呼びかけているのと矛盾してしまいますが。
ちなみに、西東京市議会の構図としては、定数28のうち、自民、公明、次世代で14名。自公から議長がでるでしょうから、議会では完全な与党が13名となります。対して、野党ですが、原発に関しては維新が市民派の賛成をしてくれそうですが、それ以外の話はどうなのか??です。
昨日、緑茶会の会議だったので、統一地方選も戦略的投票は?と聞いたところ、戦略的投票はあくまでも小選挙区でのはなしとのこと。統一地方選では難しいのでしょうか。でも、西東京市の結果は明らかに市民派の戦略不足というか、戦略不在だったように思います。森てるおさんは、昨年、市長か都議になって、市議を卒業すべきだったんでしょうね。可能性があったのは都議だったことを思えば、わたし自身、もっと情報分析をすべきだったと悔やまれます。
わたしの選挙は勢いだけはあったように思うのですが、諸刃の勢いだったように思います。
慎重かつ大胆というのは難しですね。大胆かつ大胆にふるまったこの2年でした。
政党および無所属候補者名 | 投票数 | 当選可能人数 | 備考 |
自由民主党 8名 | 16,860.42 | 12.04 | |
公明党 5名 | 9,831.00 | 7.02 | |
日本共産党 4名 | 7,512.07 | 5.37 | |
森 てるお | 5,709.80 | 4.08 | 中町 ※2013市長選・都議選出馬 |
生活者ネット 2名 | 5,183.00 | 3.70 | |
民主党 2名 | 4,372.52 | 3.12 | |
納田 さおり | 2,139.00 | 1.53 | 南町 |
維新の党 | 1,804.00 | 1.29 | ※2013都議選出馬 |
こみね 和美 | 1,457.00 | 1.04 | 本みんなの党 向台町2丁目 |
森 しんいち | 1,454.20 | 1.04 | 民主推薦 芝久保町 ※2013市議補選当選 |
桐山 ひとみ | 1,256.00 | 0.90 | 保谷町 |
次世代の党 | 1,219.00 | 0.87 | ※2013市議補選出馬(保守系無所属) |
大友 かく子 | 1,131.00 | 0.81 | 元生活者ネット、緑の党推薦 北町 |
石田 しこう | 838 | 0.60 | 本みんなの党 東町 |
田村 ひろゆき | 751 | 0.54 | 向台町6丁目 |
森田 いさお | 696 | 0.50 | 本みんなの党 北原町 |
山口 あずさ | 606 | 0.43 | 向台町4丁目 ※2013市議補選(無所属)、都議選出馬(生活の党) |
生活の党 | 580 | 0.41 | |
有馬 のぶゆき | 495 | 0.35 | 向台町6丁目 |
村山 しょうじ | 298 | 0.21 | 幸福の科学 |