カルチャーの語源としての農業

ここを耕すとふかふかの土になります

かつて大学時代の恩師から、カルチャーの語源はcultivate(耕す)なのだと聞いて、ちょっとした感動を覚えたのですが、今日はまさにcultivateを見て、やわらかい土壌が文化の発展のためには必要なのだろうと思い至りました。

理屈っぽいことを考えては一人感慨にふけってしまうのですが、鍬を持って畝をつくる実践では、なぜこんなに下手なのか、運動下手

肥料計測中

と耕作下手も関連しているのか、直感というものがわたしの運動神

経には備わっていないようで、???なのです。

傍から見たら、へっぴり腰の見本のように見えるだろうなというのが自分でもわかるのですが、へっぴり腰でなくなるためにどうすればいいのかは謎です。

保谷先生は慣れれば簡単とおっしゃいますが。。。

固い土の上に、それぞれの作物に適した肥料を撒きます。

それを耕運機で耕します。耕運機は免許はいらないそうですが、この作業は保谷先生が一挙に仕上げ

保谷先生cultivate中

てくださいます。

昔の人は手作業だったのでしょうから、さぞ大変だっただろうと思います。

耕運機には鋭い刃が付いていますが、これが回転して土がふかふかになります。

ふかふかになった畑に畝を作って、マルチを敷きました。

来週はここにほうれん草の種を撒

Cultivateする耕運機はこんな刃が付いていました

くのです。

今日は帰りに人参の間引き菜をいただいてきました。

人参を植える時期は、酷暑が続いていて、ぜんぶ保谷先生がやってくださったので、間引くところから受講生は参加しました。

太めの人参の苗を残して、10センチくらい間が空くようにして間引くのです。間引き菜ももちろん食

耕したところにマルチを敷きました

べられます。

てんぷらがいいとかナムルがいいとか、家に帰って、ネット検索してナムルにしました。

にんにくを入れるレシピと、鶏がらスープの素を入れるレシピを見つけたのですが、この後、外出の予定もあり、鶏がらスープとごま油のレシピを選び、3センチくらいに切った人参の間引き菜を熱湯で2分ほどゆでてあえるというのをしました。

仲良しのお隣さんに珍しい副菜を一品差し上げたところ、食事の時間でもないのに、すぐに食べてしまったそうで、上手にできているとお褒めの電話をいただきまし

今日の畑はこんな感じ

た。
嬉しかったです。

人参の間引き菜

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