学童クラブアルバイト最終日

市内某所の学童クラブの夏休みアルバイト最終日でした。
7月21日からはじまって、夏休みが終わる8月末まで、週に3日程のアルバイトをしました。友人が学童のアルバイトをしていて、子どもたちが可愛いと言っていたので、わたしもしてみたかったのですが、安保法制違憲訴訟の事務局と両立するわけもなく、あきらめておりました。
3月いっぱいで事務局の仕事が終了し、年末の市議選に向けて、とにかく西東京市のいろんなことに参加することにしようと思っていたところ、夏休みのアルバイト募集に気がつき、応募してみたのです。

「先生」という呼称をどう思うかについて、一家言ある方も多いと思いますが、学童クラブのアルバイトも「先生」だそうで、「先生」と呼ばれるか「あーちゃん」と呼ばれるかの二択で、この二択は先生同士でもそうですし、子どもたちにとってもこの二択でした。

下記の画像は最終日に子どもたちからもらったメッセージです。
折り紙を思い出して教えてあげたので、それなりに子どもたちに愛されておりました。
最終日には、小2女子から、お返しにと、お花の折り方を習いましたので、忘れないように家に帰って復習もしておきました。

市民活動家の癖で、スピーチをする場面では、つい何らかの意味のあることを言わなければと強迫観念にかられ、小1から小4までの聞き手に向かって、概略、以下のようなスピーチをしました。

「あーちゃんは、還暦なんですが、かんれきってわかる?」
学童「わかんなーい」
「かんれきというのは、60歳です。」
(「あ、言っちゃった」という声が聞こえる。。。言ったっていいじゃん。^^)
「みんなより50歳以上年上です。もう50年経ったら、いくつになりますか?」
学童「120歳」「110歳」「あ、110歳だ!」
「生きてると思う?」
学童「生きてない」「生きてる」
「もし、生きてたら、日本で一番の長生きで有名になるかもしれませんが、生きてない可能性が高いと思います。みんなは生きてるよね!みんなは、50年経ったらいくつ?」
学童(4年生)「60歳」
「あーちゃんと同じ年だね。あーちゃんは、みんなと半世紀、違う時代背景を生きています。
みんなが学校でテストを受けるときは、100点満点ですよね。これから受験したりすることなりますが、学校の勉強は得意科目を伸ばすより不得意科目を伸ばした方が点数が上がります。80点を100点にしても20点しか増えませんが30点を70点にしたら40点増えます。
でも、社会に出たら、100点満点ではなくなって、無限になります。
そうなったら、得意なことを思いっきり伸ばしてください。
いい人生を!」

と、小学一年生には意味不明だったかもしれません。
あーちゃんは、学童のみんなに会えてよかったです。
短期のバイトがあれば、あと3カ月くらいの間で、またどこかに行ってみたいですが、もう雇ってくれないかもしれません。

市の問題としては、学童は定員の200パーセントを受け入れているそうで、大問題のように思います。。。。

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