クラウドファンディングは寄付なのか買い物なのか?

われながら同時にいろんなことをしているものだと、あきれているところなのですが、きょうはじぶんの供託金集めのために内田裕也さんの洋服の撮影をしていました。
クラウドファンディングを立ち上げるという話があって準備をすすめていたのと、わたし自身が個人事業主として、著名人の古着を扱おうとしているというのがあって、その両方の相談をしていたところ、それが融合してしまったのです。
クラウドファンディングというのは、寄付だと思い込んでいたのですが、じつは買い物でもいいのだという話になって確認したところ、クラウドファンディングは買い物として構成する方が資金集めがしやすいことがわかりました。
下記はわたしの都議選のときのクラウドファンディング。寄付として構成しているので、リターンは公選法に違反しないように工夫したのですが、面白味のないものでした。もっとも、寄付としてお金を集めたので所得控除の対象になりました。

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下記は家入かずまさんのクラウドファンディングです。こちらは買い物として構成していて、なんと7百万円を超えるお金集めに成功しています。

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そこで、内田裕也さんの洋服をリターンとして構成すればよいのではないかと考えました。マネージャーの石山さんのOKもいただいたので、洋服を寄付していただいて、それを売却という構成にすることにしました。この間、都の選管と、警視庁本部に相談しました。
都の選管によれば、選挙資金集めのクラウドファンディングは買い物として構成する人が多いとのことで、もし、第三者から物品を提供してもらうのであれば、物品について、時価相当額を経理処理し、それを販売して現金化することは可能とのことでした。また、警視庁の方は、古物売買にあたるかどうかの確認をしました。古物売買は、仕入れの際に対価がある場合に古物として扱う必要があり、仕入れが無償譲渡であれば、古物として扱う必要がないとのことでした。なので、今回は古物として扱う必要がないことになります。
わたし自身は、当初の個人事業主としての事業計画で必要だと言われたので、古物商の認可を得ているのですが、今回のクラウドファンディングにおいては、古物として扱う必要なしということになりました。

この仕組み、じぶんのことだけでなく、統一地方選に向けても使えそうです。
もう一つ、供託金の壁を取り払うアイデアを思い付いたのですが、それはまた今度、お話しします。世の中を変えるためには、資金力がどうしても必要になります。供託金を、あってなきがごときものにできるかもしれません。

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