5月2日に開催された、「都政わいわい勉強会 in 西東京」に次期都議選立候補予定者として、参加しました。

まず、わたしが政治家になろうと思った最大のきっかけからお話ししました。
それは、昨年6月20日の都議会での「原発」都民投票条例案の否決でした。
下の写真の右側が自民党と公明党です。座っているのがわかると思います。条例案に反対したということです。賛成してくれたのが、一緒に署名活動も行った生活者ネットワークのみなさんと、共産党のみなさん、民主党は党議拘束はありませんでしたので、それぞれの議員がご自身の判断で賛否を表明しました。無所属の議員の方は、残念ながら、すべて座っておられました。脱原発の立場の方であっても、投票をして負けたらどうするのかという理由で、「原発」都民投票に賛成してくださいませんでした。はじめから負けの発想で何が実現できるのでしょう？
本会議場では、傍聴席の拍手や野次を議長に批判されましたが、本会議の最中に熱心に歯科治療の雑誌に見入っている都議もいたとのこと。また、石原都知事（当時）の親指を下に向て、住民投票条例の提出を行った都民を愚弄するようなパフォーマンスにはおとがめなしでした。
後から聞いた話ですが、某党の女性都議は、条例案に賛成しましょうと泣いて訴えたのだそうです。しかし、党議拘束をかけられて、反対せざるを得ませんでした。某党と某党の選挙協力も、そろそろ限界なのではないでしょうか。

2011年3月11日からの活動についてもご紹介しました。
下の写真は、4月6日に石巻に入ったときのものです。
ロックンローラー内田裕也氏の行ったHELP募金につづく、ACTIONとして、石巻で熱々ピザの炊き出しをしました。ピザは一枚一枚焼かれ、ピザが焼きあがるまでの間は、ロックンロールが展開されました。ご近所のおばあちゃまが嬉しそうに写真を撮っていました。

内田裕也『HELP!』 Action! 「炊出し＆ミニライブ」 in 石巻

一皇子神社の境内で炊き出しは行われたのですが、楽しい境内の外は、そこらじゅうで車がひっくり返っていました。くさやのような匂いもしていて、震災からほぼ一カ月が経過しようとしているのに、傷の深さを思い知らされました。

一皇子神社前石巻街道

下の図は、昨年10月に行われたリトアニアでの国民投票の結果です。
TAIPというのは、リトアニア語でYESの意味で、赤い部分はYESの割合が低く、日立製の「原発」建設に反対を意味しています。一か所だけ、緑色になっています。この場所だけ、「原発」建設に賛成という結果でした。ここがビサギナス、すなわち原発立地地域です。何かあったら最も危険な目にあう人たちが賛成の票を投じています。この街自体が原発労働者のための大団地群で構成されていますので、当たり前なのかもしれませんが、複雑な気持ちになりました。日本でも同じことが起こっていますので、地方の経済のことをきちんと考える必要があると改めて思いました。