「でなければ私たちも共犯だ」

これは、昨日のブログの動画、クレア・デイリーさんのスピーチの最後のセリフです。ぜひ、この動画を観ていただきたいのですが、今日は、ニジンスキーのエピソードをご紹介します。

———-「ニジンスキーの手記」訳者あとがきより、、、
ニジンスキーはその日妻に「きょうは、ぼくの『神との結婚式』なのだ」といった。彼は黒と白のビロードで、部屋一杯に、大きな十字架を描き、そのいちばん上のところに、彼自身生きている十字架のように、両腕を広げて立った。「これから私は、戦争を踊ります。その苦しみを、その破壊を、その死を。あなたがたが反対しなかった戦争、それゆえにあなたがたもまた責任がある戦争を」と語り踊りはじめた。その姿はまるで「死骸のあふれる野の上を漂うニジンスキーを見るようだった。それは死に直面した生の踊りであった」

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