【西東京市】向栄会(町内会)でスタンドパイプを買いました

わたしの住んでいる地域に「向栄会」という町内会があります。
初代会長は、山口茂一(わたしの祖父)で、祖父が町内会長だった頃は、道路も舗装されていなくて、街灯も満足についていない状況だったそうで、町内会を結成して、当時の町役場と交渉する必要があったのだそうです。時代が下って、町内会も設立から50年以上が経過し、必要なインフラは整って、なにか面倒な組織と思う人も多くなってしまったようで、町内会に参加していない人も多いようです。3.11のあと、わたしに班長というのが回ってきて、会議に出席したところ、わたしが町内会長を務めることになって、1年だけですが、町内会長をしていました。祖父がしていたことをしてみたいという気持ちもあり、また、わたしが「町内会長」だと言うとウケるだろうと思って、引き受けたのです。そして、そのときに、町内会というのは、申請さえすれば、行政からお金をもらえる団体だということがわかり、お買い物をしたのです。
わたしが町内会長だった2011年には、お水(5年間保存ができてコンタクトレンズも洗える)と、頭に付ける懐中電灯を買いました。わたしは、仙台に従弟がいるのですが、震災のとき、片づけをするのに、懐中電灯を片手に持って片付けるのは大変なので、頭に付ける電灯があるといいと言われたのです。なので、それを買うことにして、ご町内に配ったのです。そして、今回、その仕組みを使って「スタンドパイプ」を購入したというお知らせがきました。11月30日に使い方の説明をしますとのことだったので、わたしも参加してきました。
スタンドパイプというのは、消火栓に直接つないで、消火するもので、5年くらい前に開発されたのだそうです。
本当の消火栓を開けると近所迷惑になるとのことなので、模擬実験用の器材で説明してもらいました。

まず、消火栓鍵で消火栓蓋を開けてから、スタンドパイプをセットします。
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その次にスピンドル(蛇口にあたるもの)をセットします。
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そして、スタンドパイプの口にホースをつなげます。ホースは20mあるのですが、目的の建物との距離に応じて、つなぎ合わせることもできます。もっとも、あまり長くつなぐと水圧が落ちてしまうのだそうです。
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ホースの先に管そう(水を出す部分)を付けます。
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ホースを長く伸ばします。水を出し始めると水圧でぴんと伸びるのだそうです。もっともホースをいっぱいいっぱいに伸ばす必要がないくらい消火栓から近くの家に使用する場合は、ホース部分が踊ってしまわないように気を付ける必要があります。

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これがスピンドル。これを回すと水が出るのです。

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スタンドパイプを使用するには、最低でも2名が必要とのこと。

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じぶんの家まで、どこの消火栓が一番近いのか?とても気になりました。

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