西東京市役所が心配になった件

今日は予算特別委員会を傍聴しました。
10時からのはずが始まらず、まず理事会とのことで、一旦自宅に帰って、何度か電話で確認して、結局午後1時過ぎから4時45分(終了)まで傍聴しました。

事務的なミスがあり、各所管課が登録し財務課が本登録をするとのことで、その業務手順について質問がありました。各所管課から財務課へは、直接依頼があるか(口頭でということか?)、電話での依頼とのことで、とてもアナログな印象を受けました。今どきのシステムは、所管課が登録すれば自動的に財務課にデータが送られるくらいのことは当たり前だと思うのですが、なぜ、そうなっていないのでしょう?

・ベテランの職員がいない
・異動で仕事のわかる職員がいなくなる

というような指摘がありましたが、熟練を要する仕事とは思えません。なされるべきIT化がなされていなくて、それに誰も気づいていないのが問題と思います。

もう一つ、書面の数字が合っていないという初歩的なミスが指摘され、チェック体制が甘い云々でやり取りがあり、担当者が「電卓を叩いてチェックする」との発言に耳を疑いました。
また、ここに突っ込みが入らないことも不思議で、傍聴席から発言したくてうずうずしましたが、傍聴席はおりこうに座っている以外は認められないので、スマホでメモを取り続ける以外に、何もできないのでした。なので、ブログに愚痴を書いております。

ミスの発生を防止するために、課長が「電卓を叩いてしっかりチェック」と部下に命ずるようなのですが、わたしが部下だったら、ばかばかしくて仕事をする気にならないでしょう。
システムからはcsvが吐き出せるはずで、それをエクセルで開いて、彼らが紙ベースでしているらしいチェックをエクセルでする手法を伝授したいです。
この手の業務を、今どき電卓叩いてケアレスミスがでないように徹底チェックしていたら、みんな過労死するのではないでしょうか。
PCをまともに使える部下は、ばかばかしくてメンタルがやられそうな気がします。この手の仕事で電卓を強要されたら、わたしなら辞表書きます。上司のスキルが低すぎると言うのは、耐えがたいのです。
今どきの学校はもっとまともなことを教えているでしょうから、スキルが低いのは上司の方で、部下ではないだろうと思います。
もっとも、この空間に順応して数年が経過したら、スキルも伸びませんし、世間一般のIT事情からは置いて行かれることになるでしょう。
西東京市役所がとても心配になりました。
一人一台パソコンがあるんですよね?
そのパソコンにエクセル入ってますよね?
一度わたしを講師に呼んで貰えませんか?ボランティアでいいですから。

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