東京高裁の英断!経産省前テント強制執行停止決定

経産省前テントになにかあると、放っておけないという気持ちになるのだが、昨日、会社帰りに霞が関に立ち寄った。

乱鬼龍さんがいつも優しく話しかけてくださるのだけれども、コピーをあげると言って、下記の決定文と乱鬼龍さんの使わなかったという陳述書をいただいた。電車の中で陳述書を読ませていただいた。私利私欲などどこにもなく、テントを守り続けたお一人の真摯な言葉が綴られていた。
東京地裁が、経産省前テント側を全面的に敗訴させ、テントも強制撤去になると聞かされて、日本が民主国家であるというのは、幻想だったのだなと、改めて思い知らされるとともに、テントを守り続けるといういつまで続くかわからない戦いから解放されるという悪魔の囁きのような感想も脳裏をよぎったのだ。
テントを守るというのがどれほど大変か。わたしは周辺をちょろちょろしていただけで、テントを守るという実質的な苦労はしていないのだが、ここを維持することの意地のようなものに、深く同情というか、賛同していて、ときどきは顔を見せている。
ニュースらしいニュースにもならないらしい東京高裁の強制撤去停止決定、ある種のガス抜きかもしれないが、日本に民主主義の片りんなりとも、生きていると信じたい。
申立人の住所部分を消して、下記を公開させていただく。
東京に、霞が関に来る機会があったら、ぜひ、経産省前テントに立ち寄ってみてください。
また、文面にもあるように別紙目録記載の担保というのは、かなりの金額を供託したということのようです。
お気持ちのある方は、寄付もぜひ!

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