脱原発と総選挙についての市民意見交換会

民主党代表選は野田佳彦氏が再選しました。野田首相は、原子力規制委員会人事を国会の同意なしに発令し、「2030年代に原発ゼロを可能とするよう、あらゆる政策資源を投入する」とした「革新的エネルギー・環境戦略」でさえ、閣議決定しませんでした。枝野経済産業大臣は、核燃料サイクルの推進も認め、新規建設計画の原発の手続きまで、進める動きも出ています。

自民党は安倍晋三氏が新総裁になりました。自民党は3.11を引き起こした状況を作った政党であるにもかかわらず、総裁選挙立候補者全員が原発推進でした。加えて政調会長に電力族の甘利明元経産大臣を起用する人事を決定しました。
維新の会は公明党と選挙協力を行い、橋下市長は自民党新総裁の安倍晋三氏と良好な関係です。維新の会の候補者の選定委員会委員長は小泉内閣で活躍した竹中平蔵氏です。維新八策での原発の記述は「先進国をリードする脱原発依存体制の構築」です。
原発推進の動きは強まっています。解散総選挙は、いつあるかわからない状況です。このまま行くと、原発推進の自民党、国会を軽視した野田民主党、原発推進に転じかねない「維新の会」など、脱原発の国民はどこにも投票することができないまま、総選挙後の政権では、3.11以前への回帰が進みかねません。
そこで、脱原発の活動をしている個人、市民グループ、NPOやNGO、各団体間の意見交換を行うことが重要だと考えました。それぞれの考えのアウトラインを確認し、議論したいと思います。お忙しいところ大変、大変、恐縮ですが、できるだけ多くの方々に集まっていただきたいと考えています。ぜひともご参加ご協力どうぞよろしくお願いいたします。


場所:衆議院第一議員会館 地下一階 第二会議室
〒100-8981 東京都千代田区永田町2-2-1 TEL:03-3581-5111(代表番号)
東京メトロ 丸の内線・千代田線「国会議事堂前駅」銀座線・南北線「溜池山王駅」有楽町線・半蔵門線「永田町駅」下車徒歩3分
15時から衆議院第一議員会館の入口でパスを配ります。
日時:10月5日(金曜日)15:30 ~ 18:00

脱原発と総選挙についての市民意見交換会」への2件のフィードバック

  1. 何がなんでも手をくまないとなりませんよね。
    脱原発のためになら、なんでもしたいと思っています。

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