壁新聞

わたしは壁新聞がつくりたいと思っている。
で、某団体でも提案しているのだが、地元でも提案してみた。
提案したところ、じゃあ、次の集まりのときに山口さんがサンプルを持ってくることと言われてしまった。
新たに何か作ることをいったんは考えて、「東京2」(←2は肩付で二乗)、すなわち「東京事情」なんてことをつらつら考えていた。この東京×東京というのは、以前商工会の会長とお話ししたときに、「西東京市は東京が2回出てくるんだ」と言われ、それなら、「キョン2」みたいに、「東京2」と表現できるなと思ったのだ。頭の中で東京二乗と考えていて、二乗なら、事情とも読めるので、壁新聞のタイトルにいいような気がした。
が、やっぱりコンテンツをつくる労力を考えると、ボランティアベースでいろんなことを動かすことには限界があるのだった。(端的に言って、じぶんがボランティア崩れしかけている。)
すると、コンテンツはどこからか、持ってきた方がいいのだった。
最初は、コンテンツの一部にと思って、送って貰った「憲法かわら版」をそのままでいいのではないかと思い始めた。
「憲法かわら版」というのは、西東京市にある「Saveザ9条 Saveザ憲法」という団体が、ほぼ毎月出しているA4裏表のフリーペーパーなのだ。

以前、友人のだんなが設計士で、大きなポスターが印刷できると聞いたことがあった。
で、さっそく友人に頼んで、「憲法かわら版」を大きくプリントしてもらった。

20150701A1サイズで裏表ともプリントして貰ったのだが、A2で表面だけの方が現実的かもしれない。
選挙に出たおかげで、ポスターに関する知識も増えて、ユポ紙であれば、雨にぬれても大丈夫ということを知った。もっとも通常の印刷よりもお金がかかる。
毎号と言わないまでも特に重要な号は、A2大の壁新聞にしたらいいのではないかと思う。
単なるプリントアウトだけれども、みなさんのイメージのたたき台としては大いに役立ったようで、喜んでもらえた。もっとも、コンテンツ自体は「SAVEザ9条SAVEザ憲法」のものなので、勝手にというわけにはいかない。
昨日の会に出席していらした「SAVEザ9条SAVEザ憲法」の方が、持ち帰って提案してもらえることになった。
市内、何か所くらいに貼れるだろう。
わたしの家の壁には貼るけれども、3.11がなかったら、わが家の壁がこの点の掲示物で埋まることなどあり得なかった。母がその気になっても、わたしがNGだった。
人間変われば変わるもので、家の表に何らかの主張をすることなどなんでもなくなったのだけれども、他の人もそうかと言うと、そうでもないかもしれない。
貼ってくれる家は見つかるだろうか。
マンションとか団地の自治会はハードルが高そうだ。

地元の集まりは、基本的に年齢層がかなり高い。が、年季の入った活動家のみなさんは、かなりのアイデアマンでもある。自分の家の子どもと平和について話すのが難しという話に対して、よその家のおじさんの話なら聞くのじゃないかということを言い出した方があった。
それはものすごく面白いアイデアで、たとえば今度選挙権を得る18歳ないし20歳に対して、知らない(知っている方がいいかな)おばさんとか、おじさんとか、おばあさんとか、おじいさんから、個人的に手紙がくるのだ。
ばらまかれたメッセージではなくて、その人向けのメッセージなら、ほんとうの意味で、届くかもしれない。

 

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