元陸上自衛隊・レンジャー隊員 井筒高雄さん講演

昨日、小金井市商工会館にて、管直人元総理大臣事務所の企画により、

「安保法制で自衛隊と日本はどう変わるのか」〜集団的自衛権と自衛隊の現実〜
元陸上自衛隊・レンジャー隊員 井筒高雄

が、開催された。

井筒さんは、「原発」都民投票の頃からの、仲間で、市議経験者であることから、いろいろとアドバイスを頂くなど、たいへんお世話になった方である。
このところ、すっかり人気者で、あちこちで講演を依頼されたり、文章を依頼されたりしている。
と、本まで出したとのことで、以下がその本である。

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講演は、元自衛官ならではの視点で、大変興味深く、空想戦争法案がいかに脆弱な危険をはらんでいるかがよくわかった。
全滅と潰滅(かいめつ)と殲滅(せんめつ)の違いなど、素人には知り得ない用語の違いだが、実際の戦場ではリアルな違いがある。
全滅は部隊の3割を失うことで、組織的戦闘はもはや不可能と考える。再編されるまではいないものと考えるとのこと。
潰滅は部隊の5割を失うことで、再編のしようがないので、完全に潰れたと考える。
殲滅は、部隊が消滅すること。。。。
ちがうんですね。。。
第2次世界大戦は全滅で辞めておけばいいのに、潰滅まで戦ってしまったのですね。日本は。。。。
本土決戦してたら、殲滅状態で、ご先祖がみんな死んでしまって、わたしは居なかったということでしょう。
こうして文章に書くと、冗談みたいですが、それを現実として受け止めましょうというのが、安全保障法案ですね。
そうなることを現実として受け止めるということですので、確かに、リアリティがあります。
が、もう一方のリアリティとして、避けうるというのがあります。
いつか来た道をなぞるより、そうでない道を選択する方が、戦争は避けうるに違いないとわたしは考えています。したがって、安保法案は戦争法案と考え、反対しているわけです。

井筒さんと!
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井筒さんのお話のあと、管元総理も「原発再稼働」について、お話しされました。
こちらはもう一本ブログを書きます。

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