西東京市民文化祭に参加しました

西東京市民文化祭 映像の部に、インターネット映像研究会として参加しました。
今回のプログラムは、これです。
楽しいものから考えさせられるものまで、ネット上に流れてきた動画の数々を紹介しました。
映像の部は、2つのチームが参加していて、多摩動画倶楽部のみなさんと、こもれびホールのリハーサル室での開催でした。
市民文化祭に参加したことの最大の収穫は、多摩動画倶楽部のみなさんと知り合えたことだと思います。
彼らはクレイアニメのクリエーターで、ものすごく時間のかかるクレイアニメを制作し、その発表の場として市民文化祭を選んだのだそうです。1年に1作品を目標としているとのこと。
宣伝不足もあって、来場者が少ないのが本当にもったいないのですが、クレイアニメ、おもしろかったです。
下記はメンバーのおひとり、今井加奈子さんがYoutubeにUPしている作品です。ぜひ、ご覧ください。

【西東京市】インターネット映像研究会

わたしが代表をしておりますインターネット映像研究会が、
10月19日(日)12:30から、「こもれびホールリハーサル室」にてイベントを開催します。

第2回インターネット映像研究会(西東京市民文化祭 映像の部に参加)
http://inet-movie.org/

こもれびホールへのアクセス
http://www.komorebi-hall.jp/access/

ネット上の動画から選りすぐりの作品の数々を上映します。
かなり濃厚な内容になっております。
お昼の時間帯ですが、おなかいっぱいになりそうな内容です。^^v
お楽しみに!

市民文化祭チラシ

「田無駅南口駅前ひろばを考える会」を開催しました

日付が変わって一昨日になってしまいましたが、2014年10月15日、イングビル3Fにて、「田無南口駅前ひろばを考える会」を開催しました。
講師を引き受けてくださった松本恭治先生を含め、総勢12名の参加でした。
人口が増える時代のまちづくりと減っていく時代のまちづくりはおのずと異なるはずです。いつまでも右肩上がりの幻想を抱いていると恐ろしことになるのではないでしょうか。
松本先生の許可を得て、当日のレジメをUPします。
西東京市以外の方の参考にもなると思います。

駅前広場拡幅を考える 松本恭治

なお、会の終了後にアンケートに回答してくださったすべてのみなさんが「参考になった」にチェックしてくださいました。また、FM西東京も取材に来てくださいました。放映日が決まったら教えてくださるとのことでした。

次回は、11月5日(水)19:00から同じ場所(イングビル)で「庁舎統合ミニ説明会」を開催します。
下記は10月1日付けの市報の切り抜きです。

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韓国はなぜ市民市長を誕生させたのか -ソウル市の雇用・公共政策・社会運動から学ぶ-に参加しました

参議院議員会館にて、福島みずほと市民の政治スクール「 韓国はなぜ市民市長を誕生させたのか -ソウル市の雇用・公共政策・社会運動から学ぶ-」が開催されました。
登壇されたのは下記のみなさんです。

■司 会:福島みずほさん
■パネルディスカッション:
服部良一さん(社民党元衆議院議員)
宇都宮健児さん(弁護士・日弁連元会長)
白石孝さん(NPO法人官製ワーキングプア研究会理事長

服部良一さんのお話からソウル市の基本政策が下記の5つとのことで、最初の堂々と享受する福祉に感銘を受けました。

1.堂々と享受する福祉
2.ともに豊かになる経済
3.ともに創造する文化
4.安全かつ持続可能な都市
5.市民が主体となる市政

ソウル市では給食の無償化が行われているとのことで、これは韓国全土に広がっているとのこと。選別的福祉ではなく普遍的福祉。すなわち給食費を免除されている子どもがみじめな気持にならないためには、すべての子供の給食費を免除した方がいいということなのです。
これに反対した前市長が辞任し、市民派弁護士のパク・ウォンスン市長が2011年10月に誕生。パク・ウォンスン市長は2014年6月の選挙で再選されています。
聞けば聞くほどうらやましい話ばかりで、公約として掲げられたいくつかの事項もすべて実現しているのだそうです。
ソウル市の予算は20兆ウォン(約2兆円)で、うち500億ウォンが市民が自由に使える予算とのこと。ボトムアップで議論して使い道は市民が投票で決めるのだそうです。西東京市にそんな予算があれば、旧東大農場の問題も一挙に解決しそうです。
また、原発1機分の省エネをするという公約も実現し、市の非正規職員の正規化もすすめ、この正規化は当初予算増になると考えられていたのが、派遣会社に支払う費用が削減され結果的に節約になったとのこと。いいことづくめのように思いました。

パク・ウォンスン市長は弁護士出身の市民派市長です。
宇都宮けんじさんが都知事になってくれていたらと残念でなりません。
4年後を目指しましょう!

【西東京市】ピースウォークに参加しました

日付が変わってしまったので、昨日になってしまいましたが、11日、非核・平和をすすめる西東京市民の会主催のピースウォークに参加しました。
9時に田無庁舎に集合してバスで都立第五福龍丸展示館へ。
一度行ってみたいと思っていた施設だったので、こうして連れて行ってもらえるのはほんとうにありがたかったです。
下記が展示館。東京都の展示館としては、一番小さいものだそうです。

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下記は、実際に展示されている本物の第五福龍丸。第五福龍丸は廃船になってこの展示館のすぐそばに捨てられていたものを保存運動が起こって、こうして保存されるようになったのだそうです。第二次世界大戦後すぐに建造された木造船で現存するものは第五福龍丸のみで、マーシャル諸島で被爆した船として、また、現存する木造作業船として、二重の価値を有するとの説明を受けました。

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福島でも補償金の違いによって、被害者を分断する手法が使われているように思いますが、第五福龍丸のときも、第五福龍丸の乗組員にだけ保証がなされたため、肩身の狭い思いをしたのだそうです。元通り働ける身体でもなく、就職の道もなく、補償金を元手に始めた商売も中には成功する人もいたとはいえ、なれない商売はうまくいかないのが大半だったそうです。

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オバマ大統領のプラハ演説についてもパネルがありました。
何年か前に、米国人弁護士の講演を聞いた際に、プラハ演説のことを知っているかと尋ねたところ、知らないという返事にがっかりしたのですが、オバマはプラハで演説し、「世界で唯一核兵器を使用した道義的責任」に言及したのです。アメリカ人には知っておいてほしいのですが。。。

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夢の島公園で昼食をとり、その後、「東京大空襲・戦災資料センター」に行きました。日本には、戦争資料館が公共の施設としては存在せず、ここは公益財団法人として運営されています。

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団体で行ったので、両方とも学芸員の方が、きちんと説明してくださいました。
ありがとうとざいました。

【西東京市】10/15「田無駅南口駅前ひろばを考える会」を開催します

来る10月15日(水)19:30から、「田無駅南口駅前ひろばを考える会」を開催します。
イングビル3階の第一会議室と第二会議室を借りました。
田無駅南口駅前ひろば、どんな風に考えてゆけばいいのか、まず勉強することから始めたいと思います。ぜひ、お集まりください!

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【西東京市】日本語スピーチコンテストの市民審査委員をしました

昨日、日本語スピーチコンテストがコール田無で開催されました。
市報で市民審査員を募集していたので、これに応募して、審査員として参加してきました。
西東京市には、70の国から、計3000人の外国人が住んでいるのだそうです。
今日のスピーチコンテストの参加者は、中国の方が4名、フィリピン、ギニア、台湾、ヴェネズエラから各1名ずつでした。最初に登場した子どもたち3名も、すべて中国だったので、中国から日本に来ている方たちが多いことを実感しました。司会は、韓国の方とベトナムの方で、みな上手に日本語を話していらっしゃいました。
最初に、日本語がうまいかどうかではなく、総合的に判断するようにと言われていたのですが、わたしは最後に登場した方のダントツに上手な日本語と、当然にぶち当たるであろう助詞の壁や、日本におけるストロベリーといちごの違い、また、男性の一人称、すなわち俺なのか僕なのか私なのかが難しいという話にもひかれ、一票を投じました。当然に受賞するだろうと思ったところ、ゴルフのハンデと同じで、上手な人は逆に受賞しにくくなるということで、わたしの一押しの方は無冠に終わってしまいました。
無冠に終わってしまった方の中で、他に内容的にいいなと感じたのは、中国からの留学生で、また別れが訪れるからと、友だちをつくらないようにしていたのだけれども、熱心に声をかけてくれる人があって、友だちになってしまったという話です。
市報で審査委員募集の記事を見つけ、発作的に応募してしまったのですが、参加してみてよかったです。西東京市にいながらにして、世界が広がったように思います。

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【西東京市】おもてなしコンサート 感動しました!

昨日、コール田無で「おもてなしコンサート」が開催されました。
この試みはもう8回目なのだそうですが、わたしは全く知らずにいました。
市内の会合で、本間りえさんと何度かお会いして、このコンサートを知りました。
本間さんは、息子さんがALD(副腎白質ジストロフィー)を罹患され、情報が不足していることを痛感して、「ALD親の会」を発足、その活動がさらに発展して「NPO法人 ALDの未来を考える会」を立ち上げ、その理事長として、さまざまな活動に取り組んでいらっしゃいます。

NPO法人 ALDの未来を考える会 理事長 本間りえさんご挨拶
(ハロウィーンスタイルです!)
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「おもてなしコンサート」は、客席に大勢の障がいを持つ子どもたちが参加していました。
わたしの席の前にも、いくつかの車いすが並び、流動食の管を通したままの幼い子や、お母さんがずっとからだをさすっている少年がいました。

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一般のコンサートだと、参加を遠慮してしまうかもしれない障がいを抱えた子どもたち。後ろの席にいて、子どもたちがコンサートを楽しんでいるのかどうか、最初はよくわからずにいました。コンサートが終盤にさしかかり、音楽も子どもたちが聞いたことのあるディズニーアニメの曲であったり、耳に心にやさししい楽曲の数々が、おそらくどこかに痛みを抱えている子どもたちの身体を動かし始めました。

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ずっと身体をさすってもらっていた少年が手を振り上げてリズムをとっています。
じわっと涙が出てきました。
どんな種類のどんな症状の障がいを抱えた少年なのか、手を高く振りかざして身体を動かして、音楽にノッている姿に、このコンサートの大きさを、重要性を、温かさを感じました。

いこいーなちゃんも参加!
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子どもたちが喜んでいる!子どもたちが喜んでいることが、日々、たいへんな苦労を重ねているご両親、ご家族をどれくらい勇気づけ、喜ばすか、苦しい命を生れてきて、人生の楽しみの一つであるコンサートに参加するということを、へたをすると一生味わうこともないかもしれない子どもたち。わたしたちは、彼らがかけがえのない仲間で、一緒に笑ったり楽しんだり踊ったりすることを忘れて暮らしています。同じようにコンサートにノッて身体を動かして、とてもいい時間を過ごすことができました。この子たちは、今このときを、わたしたちとともに生きている!あたり前のことをあたり前と感じることに、なぜわたしたちはこうも手間がかかるのでしょう。
「おもてなしコンサート」素晴らしい体験でした!
この活動が西東京市にとどまらず、日本中に広まりますように!

コンサート終了後、本間りえさんと(本間さんも背が高いです!)
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緑茶会連続政治セミナー「政権交代への道をひらく統一地方選挙へ」 第1回「脱原発とアベノミクス(脱原発と経済復興) 」に参加しました

昨日は下記に参加しました。
わたしは緑茶会の運営委員なので、スタッフとしての参加で受付をしていました。

緑茶会連続政治セミナー「政権交代への道をひらく統一地方選挙へ」第一回脱「原発とアベノミクス(脱原発と経済復興)」講師 藤原直哉

特に印象に残ったのは、国債の価格のお話でした。
黒田現日銀総裁就任後に、国債が暴落して、今やっと、黒田総裁就任前の価格に追いついたとのこと。藤原さんが引用されたグラフが下記のサイトにありました。
【東証】 JGB日本国債先物(10年物)の下の方のグラフで、日足を「5日」とするとそのグラフが出てきます。
2013年4月のはじめとGW明けに暴落、その後は少しずつ上昇しつづけているものの、いつ、底が抜けてしまうのか。それとも数字合わせみたいな経済政策でなんとかなるのか??

http://n225cme.com/jgb.html

経済については、どこに視点をおくかによって、結論が異なってくるのでしょうが、先の城南信金の吉原毅理事長の視点とは別の視点で興味深かったです。

わたしは経営学部出身なのですが、大学時代は自由時間を謳歌するばかりで、勉強をしない学生でした。卒業してから、勉強をちゃんとした友人や従兄弟の話を聞き、じぶんはちとまずかったのではないかと思うようになり、40を過ぎてロースクールに入ったのです。
遅くなってからでも勉強はしないよりはしたほうがいいにきまっていますが、若いころにもちゃんと勉強をすべきだったと反省しました。特に、経済の話を聞くときには、ちゃんと勉強していれば理解が深まったのにと思います。

今、「私が東京を変える」という市民グループで、古典中の古典「資本論」を読んでいます。ゆるいペースの読書会ですが、たいへん示唆に富んでいて、一日8時間労働が基本とされるまえのとんでもない過酷な労働時間の話(第8章)がつぎの範囲です。人間はなかなか進歩しないばかりか、ときに後退してしまうのだなと思わずにいられません。

宇都宮けんじさんと都議会を傍聴してきました

昨日分のブログです。(昨夜零時過ぎに帰宅したので、書こうと思ったのですが机の前で気絶してしまいました。2時くらいに気付いたのですが、文章を書ける状態ではなく、寝ました。^^;;)

9月24日、25日と、「都政監視委員会」第二弾!!都議会傍聴ツアーということで、宇都宮けんじさんと都議会を傍聴するという前代未聞の企画が実行されました。
歴代都知事候補は都議会傍聴はしていないそうで、24日は宇都宮さんとの懇親会も開催され、30名参加者があったそうです。わたしは24日は都合がつかず、昨日(25日)、参加してきました。下記は議場のところのエレベーターホールでの立ち話風景です。

都議会傍聴

印象に残ったのは、自民党、河野ゆうき議員の質問の冒頭、少子化について、スウェーデンでの非嫡出子の割合が50%であるのに対し、日本が2%。ふつう、このようなデータを出した場合は、議論の流れとしては、非嫡出子が生きやすい世の中に、シングルマザーが生きやすい世の中にという主張がなされると予想するところですが、同議員は、日本の家族制度が守られるべきとのことで、欧米のようなゆるやかな政教分離ではなく、日本の厳格な政教分離がよろしくないとのことで、わたしはエイリアンも見るような思いで聞いていました。もっともこの質問に対しては、都知事から何らかの答えを引き出すという流れにはならず、単なるオリジナルな意見表明にとどまったようです。都議会の議員の質問と行政の答えがシナリオ通りであるのは、ある種仕方がないのかもしれませんが、今一つ、噛み合っていない印象を受けました。予め用意しているのだから、しっくり噛み合って、この答えはこう!となるのかと思いきや、なんとなーく答えたのかな?みたいな流れだったように思います。

次に感心を持ったのは、結維新の田中朝子議員による質問です。コミュニティサイクル(シェアサイクル)は、西東京市にもあるといいなと思いました。そこらじゅうに「駐輪禁止」とかかれたデッドゾーンをつくるくらいなら、シェアサイクルのポートにして、市民が自転車で移動できるようにすればいいと思います。他市とも協力して、自転車での移動空間を充実させることは、省エネにもつながりますし、市民の健康増進にもつながって、とてもいいことだと思います。同議員は、里親と特別養子縁組についても言及し、また、2020年のオリンピックの開催時期の問題についても質問していました。オリンピックの開催時期が夏休みの時期とされているのは、アメリカのスポーツ中継メディアの差し金だそうで、オリンピックの病巣のひとつのようです。

また、みんなの党、上田令子議員は、正面からセクハラ野次の質問をしていました。この件に関し、同議員は殺人予告を受けたとのことで、警察への御礼も述べられました。なお、セクハラ野次に関し、都庁に寄せられたメール・ファックスでの意見は1994件、電話・来訪による意見は372件あり、計2366件だったそうです。
同議員自身が会社員時代にマタニティハラスメントを受け、会社を退社するに至ったという経験を持っているとのことで、これに対し、東京都女性職員の離職率が3.6%とたいへん低く、東京都が女性にとって働きやすいであることを伺わせる数字を提示されました。

都議会傍聴、有意義な体験でした。もっと書きたいことがあるのですが、だいぶ長くなってしまいましたので、きょうのところはこの辺でおしまいにします。