シニア情報生活アドバイザーに合格しました

この夏、NPO法人西東京NPO推進センター 〔セプロス〕主催の、シニア情報生活アドバイザー養成講座を受講していたのですが、昨日、メールで受講者3名、全員の合格のお知らせをいただきました。
合格者が希望すれば、デジタル庁認定の「デジタル推進委員」にもなれるとのことでしたので、これも希望しておきました。

わたしが大学を卒業して新卒となったのが1984年ですので、ちょうどオフィスの居室に一台ワープロが鎮座しているような時代でした。
学生時代に、短大が併設されていてタイピングの授業があり、4大生も希望すれば受講できたので受講し、また、アルバイトでキーパンチャーをしていましたので、職業に就いた段階でキーボードが使いこなせる状態でした。そのお蔭で、わたしはワープロからパソコンに移る時代にうまく乗っかってきたのだと思います。
さまざまな資格制度は後から出てきましたので、とくに資格をとる理由もなかったのですが、90年代の初頭に、ワープロの先生にでもなろうかと思って、ワープロ検定2級なども取得しました。もっとも同時期に新しく内田裕也氏の個人オフィスができて、秘書みたいな位置づけで仕事をすることになり、数段楽しそうでしたので、ワープロの先生になる話は断ってしまいました。天職と思って始めた内田裕也氏の秘書職は数カ月しか続かず、その後、オフィシャルサイトを作ることにはなるのですが、別の仕事に就くことになり、NTT武蔵野通研に派遣で行くようになりました。
結果的に、短期雇用契約で15年勤めることになったのですが、この職場との出会いが、わたしのITスキルの原点になりました。他の職場だと、ソフト購入について、いちいち悩むことになるのでしょうが、研究所ですので、必要なソフトを買うことに何のためらいもなく、スキルアップにつながりました。

今、市議選に向けての選対会議を行っている中で、ITが得意だということも打ち出したらどうかとの提案してくださった方があり、そのときは、ピンとこなかったのですが、市議会を傍聴していて、ITがわかる人が議会にいないと、西東京市役所での管理職の頓珍漢な指導に議会がお墨付きを与える構図になることを目の当たりにして、ITの知見を役立たせることができそうだと、実感しています。

シニア情報生活アドバイザーに合格しました」への2件のフィードバック

  1. 幾らかでもITの知見とバランス感覚を備えた方が、行政に存在していれば、随分と違うと思いますので、是非、知見を活かして頂いて、西東京市を良くして頂ければと存じます。 そして、上手く行ったこと、上手く行かなかったこと、を共有して頂ければ、他の地方自治体にも役に立つのではないでしょうか。

  2. コメントありがとうございます。
    ITに関しては、文字通り革命なので、先人が後に続く人たちに教えるということが遮断というか断絶されているのですが、それが分かっていないのでしょうね。
    部下に仕事を教えるという点にプライドを持つと、ITはないものとして発想することにならざるをえず、エクセル(表計算ソフト)が目の前にあるのに、部下に対して、電卓叩をくという指導をしますという陳腐な話になります。
    また、読み合わせで間違い探しという発想も、エクセルを駆使するという発想がないから、そうなってしまうのです。
    加えて、世の中はITを使うのが当たり前で、そのスピードを人力でカバーするのは到底無理なのです。
    もっとも、西東京市だけの問題でもなく、コロナで役所がたいへんと言って映し出されたTV映像も、「?」と思うような仕事の仕方をしていました。
    役所から漂ってくる縦社会の香り自体にメスを入れないとだめなのでしょう。

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