[大弦小弦]絵本「どうぶつ村のせんきょ」から考える

沖縄タイムスの1面のコラム「大弦小弦」に取り上げていただきました。
昨日電話取材を受けたのですが、来月に迫った沖縄県知事選挙に向けて、公正な選挙をアピールするために「どうぶつ村のせんきょ」が役立てたことも、嬉しかったです。
また、大弦小弦は、朝日新聞の天声人語のようなコラムとのことですので、ある意味、新聞の看板でもあり、本当に光栄です!
[大弦小弦]絵本「どうぶつ村のせんきょ」から考える
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下記は本文より抜粋。。。。
 ▼出版したのは東京都の西東京市民ら。昨年の市長選で、一方の候補者をおとしめるようなビラがまかれたことがきっかけだ。メンバーの山口あずささんは「中傷があふれると必要な情報が有権者に届かない」と訴える
なお、大弦小弦(たいげんしょうげん)とは、大弦急なれば小弦絶ゆに由来するそうで、コトバンクによれば、「琴、琵琶などの弦を張るのに、大弦を強くかければ小弦は切れてしまう。民を治めるには寛容が大切で、あまりに過酷な政治を行なえば、民を疲れさせ国を滅ぼすもとになるばかりである」という意味とのことです。
今、つらつら考えている子どもの教育にも通じる言葉だなと思いました。
少人数教育を実現しないと、大人数をまとめるための手法で切れてしまう弦があり、これこそが、ひきこもりの遠因になっているのではないでしょうか。
3月に安保法制違憲訴訟の事務局を退任してからは、西東京市のさまざまな活動を体験しているのですが、最大の問題は、ひきこもりのように感じています。
重要な問題は山のようにあるのですが、手法がそれなりに見えている問題とは別に、ひきこもりは出口を模索している印象を受けています。
 じぶんに何かできることがないか、考えています。

写真を撮ってきました

絵本「どうぶつ村のせんきょ」を快く置いてくださった東伏見北口の西村カメラさんで写真を撮ってきました。
どっちがいいか迷います。。。
サステナのマエキタミヤコ氏に見せたところ、じぶんで決めろとのこと。
こうして写真撮ると、8年前とはだいぶ変わったと思うと言うと「貫禄がでて落ち着いた感じ」とコピーライターのマエキタ氏。ものは言いようですね。というわけで、年末の西東京市議選を目指します。

ロヒンギャのお話を聞き、考える会

田無公民館で「ロヒンギャのお話を聞き、考える会」に参加してきました。
もっと深刻な気持ちにさせられると予想していたのをいい意味で裏切られました。
お話をしてくださったカディザさんご自身はバングラディシュ生まれだそうで、2006年12月に来日。ご本人の努力と幸運に恵まれ、青山学院大学に入学し、ユニクロが罪滅ぼしの一環でもあるのか、Refugee internship program at UNIQLOというのをしていて、ここに参加した縁で、ユニクロで仕事もし、その後いろいろとあって、現在は早稲田大学の大学院生とのこと。

バングラディシュやマレーシアは難民条約に参加しておらず、難民に対する支援がないので、子どもたちに教育をする仕組みがなく、難民キャンプで生まれ難民キャンプで年老いていく人もいて、人間らしい生活から切り離されているという話に考えさせられました。一方、日本は難民条約には調印しているので、難民に認定されれば、普通に学校にも行け、健康保険にも入れるし、子ども手当も貰えるが、ロヒンギャ難民は日本に約300人いるのに、難民認定はなんと26人だけ。特別在留資格が100人で仮放免(仕事はできない)数人、収容中数人という数字。残りの半数はどういう扱いなのか。。。。

西東京市内に配布されている公民館だよりによれば、7月23日と30日に保谷公民館でカディザのお話が聞けるようです。わたしはこの日は先約があって参加できないのですが、市内で時間のある方はお勧めですので、公民館だより、要チェックです。

それにしても、市内にロヒンギャの方がいらっしゃるとは!西東京市もインターナショナルです。

帰りに写真を撮ってもいいですかと伺ったところ、快く応じてくださって、お子さんたちも一緒にパチリ!

2枚撮って貰った2枚目。「チーズ」と言われて、マスクしてるしと思ったのですが、目が笑っていて、こちらの方がいい感じで写ってました!

農と食を考える 〜在来種のタネを守ることと学校給食の可能性

6月25日(土) 13:30から15:30 田無公民館視聴覚室にて

先進国の中で食糧自給率が最低と言われる日本。農地の面積も最低です。わたしたちの住む西東京市には農家があって、採れたての野菜を食べることができますが、そんなわたしたちの地元でも、農地は減少の一途。西東京市民連合は、印鑰智哉(いんやくともや)さんを講師にお迎えして、「農と食を考える」ことにしました。
世界の農業、日本の農業に思いを馳せながら、西東京の農業について一緒に考えましょう。

【 印鑰 智哉さんプロフィール】
アジア太平洋資料センター(PARC)、ブラジル社会経済分析研究所(IBASE)、Greenpeace、オルター・トレード・ジャパン政策室室長を経て、現在はフリーの立場で世界の食と農の問題を追いつつ、OKシードプロジェクト事務局長。https://project.inyaku.net

主催 西東京市民連合

男女平等参画推進委員会

一昨日、教育委員会の傍聴をしたのとおなじ日の夜に、「男女平等参画推進委員会」が開催され、傍聴してきました。
これまでに傍聴したいろいろな会議の中で一番面白かったです。
ちょうど2年の任期が終わるところで、最後に一人ひとりが挨拶をされたのですが、参加者が活動の意義を十分理解していて、やりがいを感じていることがひしひしと伝わってきました。
市の各組織の取り組みの評価の一覧なども、持ち帰りはできませんでしたが、ざっと目を通してきました。
ここの評価を人事評価にも結び付けることにすれば、非協力的なところも、ちゃんと協力するようになるだろうと思いました。

教育委員会傍聴

西東京市の教育委員会を傍聴してみました。
15分ほどで終わってしまいましたが、「第3 請願第1号 中学校歴史教科書に対する請願」は興味深かったです。
いわゆる従軍慰安婦の記載を巡る問題で、この記載が気に入らないという趣旨なのですが、参考資料(持ち出し禁止)をざっと見たところ、

1 従軍慰安婦について(恥ずかしいので)教科書に記載するのやはめて欲しい

2 諸外国も同じようなことをしているが教科書には載せていない

つまり、恥ずかし真似をしたことを隠すことが誇りだそうです。
すぐに終わってしまったので、この暑いのにわざわざとも思いますが、傍聴したのはわたし一人でした。
参考資料の差出人部分が黒塗りでしたが、請願なのだから議員が名前を連ねているはずです。だれが協力したのかが気になります。
全会一致で不採択になったのは、当たり前だと思いますが。

ちなみに、昨日も、個人情報保護審議会を傍聴したのですが、わたし一人でした。帰りにエレベーターを待っていたところ、審議員の一人はエレベーターを待つのを辞めて階段を使い、エレベーターが来たら、もう一人も階段で降りて行きました。
傍聴人とエレベーターで一緒になるのが気が引けたのか、謎ですが。。。それ
傍聴人が来る方が不思議なのでしょうが、他人の目というのはあった方がいいと思います。

社会教育委員会

先週、社会教育委員会を傍聴してきました。市報に載っていたので、社会教育に関心のある友人を誘って参加したのです。

下記は傍聴しながらスマホでメモを取ったものですが、出席者に学校関係者が多いせいなのか、学校教育に引きずられた議論に終始し、社会教育の定義そのものがきちんとなされていない印象を受けました。

友人が言うには、以前は担当者に対して社会教育に関する教育をまずしたようなのですが、それがないままにブレーンストーミングをしていた印象です。
制度設計から考え直した方がよさそうです。公民館運営審議会の方が数段、面白かったです。


以下、メモ。。。

各委員地域活動

・けやき小学校
・明保中学校 現時点で報告できることなし

令和4年度提言テーマ

人づくり地域づくり

人づくり

・議論の想定

1 社会教育で人をつくる

2 社会教育を担う人材の育成

3 両方

・人づくりという言葉

・議論の想定が定まった後に課題の整理

地域づくりについて

・議論の想定について

 人づくりが固まると定まるのでは

  組織の人材育成とは異なる

  人材の発掘(地域にいる人を知る)

  地域と人のつながり

上から目線と言われないか?

どんな地域?

社会教育を担う人材 人のたから

ボランティアの活用

人材の活用

人材の発掘

地域の活動を始めると想定外の人材が現れる

地域活動をサポートする人材

見守りネットワーク

・やりがい
・子どもから教えられる
・生きがい
・場面の設定
・防災
・コミュニティスクール
・おやじの会

 集うきっかけを作って、人材発見に結びつける

・中学校放課後カフェ
 卒業生の大学生

MUFGパーク(令和6)
・地域学校活動
  育成会
  他市の事例
  年代毎の人材の取り込み

4月に見守りボランティアを募集したら、お母さんたちの参加があった

好循環を生むための場、機会
場を設定するコーディネーターが必要
つながっていく必要
コーディネーターを広げていく
地域に関心を持つ人を増やす
緩やかにつながる *昔の共同体ではなく

府中市 太鼓の活動
学校を核にした新たな活動
学校単位のお祭り
地域学校共同活動
地域が学校に対してできること

子どもたちにかかわる提言
 or
何かするには仕掛けが必要

育てて貰ったら返したくなる
他分野、他業種の人を育てている事例

公民館運営審議会

昨日、公民館運営審議会(略称:公運審)を傍聴しました。
友人が誘ってくれて、興味があったので、ご一緒することにしたのです。
これまでの会議を知らないのですが、館長が変わって、会議の内容がよかったと聞きました。
資料はお持ち帰り不可だったのですが、各公民館の企画はとてもユニークで参加してみたいものがたくさんありました。

公民館が抱える課題として、「受益者負担」を声高に言う人たちに、どう対応していくかなのだとの発言がありました。だいぶ以前のことですが、維新系の方がそのような発言をするのを聞いて、強い違和感を感じたのを覚えています。簡単に反論できそうで、なかなか難しいと感じましたが、爾来、つらつら考えていて、社会教育は個々人の受益に留まらないので、受益者負担という発想は間違いだと言えばいいのだと思い至りました。要するに、受益するのが社会そのものなので、社会的に負担することになんの問題もないわけです。すなわち、公民館で行われるさまざまな学習の中で、個人が得た知識は、その個人に留まるわけではなく、社会の基礎を形作るのです。

極端な例えですが、小学校が義務教育でなかったら、子どもを学校に行かせない親は出てくるでしょう。子どもを学校に行かせたい親だけが行かせればいいと誰も言わないのは、子どもたちが基礎的な学力を身に着けることが、その子だけではなく、社会にとっても必要だからなのです。もっと言えば、中学校程度の学力が身についていない大人は大勢いますが、それでは受益者負担で中学の義務教育は辞めようという話なるでしょうか。社会全体が貧しくなるのは自明のことです。

学びは個人を形成しますが、同時に社会も形成します。公の学習の場が無償解放されることの意義は大きく、大人も、学ぶ機会を得ることによって、社会は豊かになっていきます。

わたし自身、3.11前は、公民館の学習会に参加する習慣はありませんでしたが、3.11以降は、公民館のヘビーユーザーになりました。

個人は変わります。変化が訪れたときに学びの場があることは大切です。
お金にしか価値が見いだせない貧困な大人には、見えないものがあるのでしょう。つまらない価値観に囚われた囚人との闘いなのだと思います。

子ども食堂

西武柳沢キリスト教会で毎月第二日曜日に行っている子ども食堂の手伝いに久しぶりに参加しました。
前に参加したときはコロナ前で、建物も新しくなる前でしたが、初めて来たお母さんが、リュックをしたままで食事をしていたので、荷物を下ろしたら、と声を掛けたのを覚えています。
子どもの食事がただになるのもさることながら、お子さんが3人いて、他の人の作った食事でほっとできるのは大事だろうなと思いました。

わたしは、お弁当になってからは初めての参加で、100食超えたら対応できないかもと心配の声を聞きつつ、100食提供してさらに追加で計110食、提供したとのことでした。
40数合のお米を炊いたそうで、お弁当を作っておられた方たちは大忙しだったと思います。
わたしは子どものお菓子の袋詰めを手伝いました。
また、手伝いに行こうと思います。

憲法13条のうた

先週の土曜日に、公民館利用者懇談会があり、田無公民館のロッカーを申し込んだので参加しました。そのときに、「あめんぼ青年教室」がボランティア募集ということで紹介されたので、翌日曜日に見学に行きました。

わたしは普段、市民活動で憲法を護ろうという活動をしているわけですが、不意を突かれたというか、「あめんぼ」に参加して、「憲法13条のうた ほかの誰とも」に出会いました。
わたし自身、手話も始めたばかりだったのですが、この歌を手話でも表現しながら、おまつりで発表するのだそうです。
わたしの手話レベルをはるかに超えて、難しく、ボランティア参加というより、教えてもらいに行った感じでした。
雑用くらいならお手伝いできるかなと思って参加したのですが、憲法13条が生き生きと語られる空間との出会いは、わたしにとってはとても重要なことで、参加してよかったです。