にしとうきょう市民放射能測定所あるびれお

「あるびれお」は、西東京市向台町にあります。わたしの家のすぐ近所です。共同測定のご案内をいただくたびに、スケジュールをiPhoneに入力していたのですが、他の予定と重なってしまって、なかなか行くことができずにいました。そして、きょう、やっと行ってきました。
きょう測定したのは、福島産の梨と、地元西東京の保谷産の梨です。
下記の写真は、容器の重さを量っているところです。

IMG_5087

ビニール袋をケースに合わせて広げています。

IMG_5088

梨をすりおろして熱を加えたものを容器に入れます。
なぜ熱を加えるかというと、放射能測定器の中で、発酵して膨張する恐れがあるからなのだそうです。熱を加えたことにより放射能が増減することはありません。ただ、多少濃縮されるとのことでした。

IMG_5089

梨がきちんと底まではいるようにならしています。

IMG_5090

右側にあるのが測定器です。左側にPCが見えています。手前にあるのが検体の梨。

IMG_5091

測定機にかけます。とりあえず1800秒(30分)。もっと正確にはかるためには、18時間測るのだそうです。そうすると検出限界値も測定誤差も下がるのです。

IMG_5092

結果、福島の梨も、もちろん保谷の梨も、検出限界値未満で、大丈夫でした。
今、「風評被害」という言葉があたかも「非国民」とでもいうように使われています。
わたしたちは、「わからない」ということに不安を感じます。そして、不安を感じるものを避けようとします。これは自然な気持ちなのです。こうしてきちんと測定すると、安心することができます。明日の市民祭り、保谷の梨が売られるそうです。ぜひ、買ってこようと思います!
みなさんももし気になる食料品があったら、あるびれおで測ってもらいましょう!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA