資本論を読むことにした

きょうは飯田橋の東京ボランティアセンターのロビーで、資本論の読書会を開始するための会議があった。主催「私が東京を変える」。チューター役は紅林進さん。わたしの提案した過激なタイトル「なぜ共産党は嫌われるのか?「資本論」を読む」は、賛成する人がどうやらいないようだったので、このタイトルにすることはあきらめた。
まぬけなことにじぶんがもっていた岩波の3冊が資本論の全巻だと思っていたのだが、全部で9冊あるらしい。確認したら、確かに全9巻とあった。まじめに読もうと思うと5年かかるらしいのだけれども、さすがに5年計画を立てようという人はいなくて、3年か1年かでだいぶ話し合った。
とにかく1年読んでみて、それからどうするか考えるという折衷案に落ち着いた。
読書会はネット(Facebook pageとメーリス)を使ってやるのと、月に1回は集まることになった。
本来は読書好きだったはずで、電車に乗るときは必ず文庫本を持って乗る人間で、電車に乗らない日の方が希だったので、本は持って歩くのがあたりまえだった。今でも本は持って歩いているが、iPhoneの情報チェックあるいは情報発信が優先してしまって、読書量はお寒い限りだ。このような状態では、古典に挑戦するなど夢のまた夢。読まなければならない状況をつくる必要があった。
読書会の概要が決まってから、紅林さんがマルクスの人物像と日本における共産主義のさまざまな流れについて、解説してくれた。紅林さんをたよりに、資本論が読めそうな気がする。
というわけで、「私が東京を変える」で読書会をします。
月に一度のオフ会は出席が必須というわけではないので、東京以外の方でも参加できます。
参加希望の方はこのコラムにコメントをください。

資本論を読むことにした」への2件のフィードバック

  1. どんなことであれ、大切なことについて、正しいことを言うと嫌われます。
    共産党は、部分的に正しいことを言っているので嫌われるのです。
    決して間違ったことを言っている部分で嫌われているのではないのです。
    この問題をどう解決していくかは難しいです。

    • 革命詩人さん、コメントありがとうございます。
      共産党の方の知り合いもだいぶ増えました。
      保守系の共産嫌いはさておき、リベラル系の共産党嫌いは、一緒に活動していて〇〇××だったと言うような体験のせいみたいです。
      わたしは個人的には裏切られたぁみたいな体験はしていないのですが(3,11以降の市民なので、経験が浅い)、出なくていい選挙に出るのはやめた方がいいのじゃないかと思います。
      あと、政党助成金を共産党が貰わないと、与党が儲けるという話を聞いて、うーーーんと、思いました。

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